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紙の本
Sudden fiction 超短編小説70 (文春文庫)
著者 R・シャパード (編),J・トーマス (編),村上 春樹 (訳),小川 高義 (訳)
ヘミングウェイ、テネシー・ウィリアムズからレイモンド・カーヴァーまで、選りすぐりのアメリカン・ショート・ストーリーが七十篇。短編小説の醍醐味が詰まった貴重な一冊です。【商...
Sudden fiction 超短編小説70 (文春文庫)
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商品説明
ヘミングウェイ、テネシー・ウィリアムズからレイモンド・カーヴァーまで、選りすぐりのアメリカン・ショート・ストーリーが七十篇。短編小説の醍醐味が詰まった貴重な一冊です。【商品解説】
収録作品一覧
サドン・ストーリー | ロバート・クーヴァー 著 | 14-15 |
---|---|---|
マザー | グレイス・ペイリー 著 | 27-29 |
カンカン | アルトゥーロ・ヴィヴァンテ 著 | 30-33 |
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紙の本
トイレに一冊
2003/04/26 04:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バイシクル和尚 - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に失礼なタイトルをつけてしまったが理由は最後で。
題名は「Sudden fiction」これだけではなんの事やらだが、副題は「超短編小説」。読んでみるとなるほど、どれもこれも「超」短編の小説ばかり。本書は新旧アメリカ作家のごく短い小説ばかり70作を選りすぐった短編集である。超短編といえば典型的にはショートショートであるのだが、中にはそうでないと思われるもの、文学的なものから実験的手法で書かれたものまで本書の内容は多岐にわたっている。なにより70人ものアメリカ作家が名を連ねていて、そのそれぞれに個性があるのだからこんな贅沢な話はない。ずらっと並べてみても、ヘミングウェイ、T・ウィリアムス、ブラッドベリ、アプダイク…(知らない作家も沢山いたがそれもまた楽し)。
また本書の見所としては「キャッチャー・イン・ザ・ライ」で訳者としてもお馴染みの村上春樹が和訳を手がけていることもある。やはりこの人のアメリカ作品の和訳はいい。特に短編ならではのこざっぱりとした言い回しの妙がなんともアメリカ文学のいい感触を残してくれている。
始めから読み始めるのもよし、お気に入りの作家の作品から読むのもよし、とにかく量(567頁)、質共にボリュームのあるアンソロジーなので楽しみ方も様々であろう。
斯く言う私は、今まで読んだことのない作家の作品に唸ったりしながら、専らトイレでこの短い短い物語集を楽しんだ。一日10から15ページそれだけで毎日3,4人の作家との新たな出会い。非常に得した気分になれる。切りのいいところまで…などといって長時間篭城することもなく。
紙の本
選り好み出来無いほど。
2016/07/19 19:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫目太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題通りの膨大な短編集。短いものは2ページ。長くても10ページほど。作品も意味が読み取れない。意味はわかるが、モヤモヤして気持ち悪い。恐怖を覚える作品だらけ。これほどの濃厚で、生き生きとした短編が、まだ日本語未翻訳も多いという。次作の「世界編」も早速注文。
紙の本
全体的には楽しめたけど
2017/01/22 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
別作家のタイプが異なるショート・ショートを連続で読むのは結構疲れることを発見。70は多すぎた^^; そしておそらく自分の先入観により、印象に残るのは昔から知っている作家の作品だった。最後のマラマッドの『消えた墓』とかブラッドベリの『もう会えない』とか