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紙の本
千のプラトー 資本主義と分裂症
著者 ジル・ドゥルーズ (著),フェリックス・ガタリ (著),宇野 邦一 (ほか訳)
「千のプラトー」は大地や宇宙をつらぬき、非生命の次元にまでその讃歌をとどろかせている…。資本主義のダイナミズムを読み解き、管理社会に対抗するための実践を示唆する、われわれ...
千のプラトー 資本主義と分裂症
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商品説明
「千のプラトー」は大地や宇宙をつらぬき、非生命の次元にまでその讃歌をとどろかせている…。資本主義のダイナミズムを読み解き、管理社会に対抗するための実践を示唆する、われわれの時代の歴史的唯物論。【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
精神医学、生物学、文...
ジュンク堂書店福岡店さん
精神医学、生物学、文学、音楽、戦争、人類学、言語学・・などさまざまな領域に潜り込み、未分化の要素を抽出してきてまったく新しい風景をつくりあげてしまう不思議な本。フランスで原書がでたのは1980年、日本で完訳の本書がでたのは1994年ですが、いまだ異彩を放っています。樹木状と根茎状、ミクロとマクロ、平滑と条理といったまなざしによって束ねられた項目や、鳥のさえずりにはじまるリトルネロの理論が展開される独創的な章、また事物の生成の秘密を知らせてくれる多種多様なモチーフなどから成り、”ある項目で語られることが別の項目で創られた概念を示す地図になるような構造”になっている。事例や挿絵、詳しい注釈まですみずみが楽しく、予備知識がなくても断片的な知識や興味、直観を頼りに読みすすめることができます。
暑くてぼぅっとする、涼しいところにいたい・・・だけどそろそろ、活動的な秋に向かって自分にも何か降りてきそう。そんな残暑の気分にもぴったりな本です。
福岡店人文書担当 武田