紙の本
厳しい文章の中に優しさがあふれる
2015/12/16 23:17
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投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大学卒とは名ばかりで,楽な科目を渡り歩き,覚えもしなければ理解もしていないのに進級点を獲るテクニックだけを身につけた『要領人間』,『内容のない人間』が大量発生すれば,最後には日本は亡びる・・・」(「はじめに」より)
法務省司法試験委員のA教授が,関係を持った女性に問題を漏らした事件がありましたが,A教授のような人間も,日本を亡ぼすと思います。
著者の鳥居康彦氏は,本書の出版時,慶応義塾塾長でした。’上から目線’のような文章(著者レベルなら当然)の中に,学生(読者)を導く優しさがあふれています。
練習問題には解答も付いています。
索引が付いていないですが,自分で作るか,索引も不要になるくらい読みこむ価値のある本です。
著者のような先生がいる慶応の学生は幸せだと思います。
紙の本
わかりやすいです。
2014/06/20 17:22
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投稿者:加瀬ふとん店 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京大学出版の「統計学入門」とどちらを購入しようか迷いましたが、大きさとわかりやすい内容から、こちらを選びました。
内容が基本的なので、本格的に学習される方は他の本も検討されると良いかもしれません。
紙の本
これは使える。
2002/06/06 02:11
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投稿者:鷺澤瑞穂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済学部の生徒として統計学、そして適切な参考書は必要になってくる。しかし、先生が提示した参考書はあまりにもつまらなくて難解であった。課題をこなさねばならないのに、どうしようかと悩んでいた矢先、この本を見つけた。すると、わかりやすく統計学について書いてあって驚いた。値段もハードカバーの通常の参考書に比べると安い部類に入ると思う。
評価に付いては、まだ授業が1年間あるので判断できないが、今のところ大いに役立っているので☆5つである。
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初めて統計学を勉強するには、とてもわかりやすい本だと思います。しかし、全部が全部証明段階まで行われているわけではないので、極めたい人には物足りないかも、、しかしいい本です。
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「Statistics Hacks」ではごまかされてた計算式の部分がきちんと書かれている統計学入門書。しばらくこの本で基礎を身につけることにします、、、。本当に読み進めて手を動かしてゆけば、最後の方に出てくる偏微分方程式くらい解けるようになるのかな。未評価
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非常に分かりやすい統計入門書。深く理解する必要のないビジネスパーソンにおすすめ。数学嫌いでも理解は出来るはず。
難点を言えば、索引がないこと。後から振り返るのには不便。
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平易でわかりやすかった。初学者で、今後も統計について学びたい人には向いている。ただ、数ⅡBまで習った人でないと難しいかもしれないが。
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非常に良い。統計学の入門書をいくつもかったが断然これが分かりやすい。もちろん、これは基礎なのであくまで入門として。ただこれを読み終えた後さらに次のステップへとインセンティブを与えてくれたことは大きい。
ちなみに回帰分析までしか載っていない。しかも単純回帰分析のみで本当にこれはあくまで統計学の入門編といえる。
計量経済を学ぶにあたって足がためになると思える。
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統計学の入門書。以前は、この本位しか(本当の意味で使える)入門書が無かったが、今ではビジネスパーソン向けの入門書の良書もいくつか出てきている。初心者はあれこれ手を出さずに、この本を含めて入門書(良書)を1冊をマスターするのが近道。
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文系向け(主に経済学部でしょうね)に統計学、特に推計学をやさしく解説しています。
本書の特徴は、理屈よりも実践重視なところ。とにかく解き方を覚える。それだけです。
つまるところ、統計学の本を読んでも使えなければ意味ないわけで、そういう意味では体で覚えるには最適の実践型入門書です。
ただ、あくまでも入門書ですので、理解を定着させる為には理論的な部分を他書で補う必要はあるでしょう。最初に読む一冊としてオススメですが、私のように他書を完読できずに挫折した再入門向けとしても最適だと思います。
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一回目はとりあえずさらっと読むだけ。手を動かさないとまったく身につかない。が、統計って面白そう、って思えたので良しとする。忘れないうちに要再読。
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数学の初心者でも統計学がわかるように書かれている。
その記号は何と読むのか、どのような意味なのか、この式は何を意味しているのか、何のために必要とされるのか。。。
などなど、学校教育では教えられなかった数学の意義・意味についての解説から入ってくれるので文系にもわかりやすく書かれていると思う。
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統計学を使うスキルを身につけれる本。統計学の入門書は多くあるが実際に「身に付け」させてくれる本は少ないと思う。本を進めていけばわかるとおもうが解説・問題共に嫌になるほどしつこい。構成から著者の苦心と学生指導の経験が伺える。
1ページ目から読み始めてちゃんと問題を紙に解いていけば必ずスキルが身につくように書いている。決して読んでるだけでは身につかないし単位も取れないので注意。
他のレビューでも指摘のある通り不十分な部分があるが、タイトルに「はじめての」を冠してることを考えると問題ないと思う。普通に学部の授業をとって普通に進学せずに卒業していく学部生にとっては学生生活を送るのに十分な内容が載っていると思う。多変量解析については、パソコンを用いて別授業で学んだり、別授業で学ぶことが文系では一般的なので別授業でパソコンを使いながら各種ソフト(SPSSなど)で覚えていったり、授業で指定された次のレベルのテキストを参考にすればよい。SPSSなどに関してはソフトの解説本なども充実しているので問題ないだろう。
社会学系統の学生向きの内容なので理系の学生はスバラシク実力がつくと評判の統計学キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!や自然科学の統計学 (基礎統計学)を使用する前段階として用いればいいのではないでしょうか。とにかく、類書がない一冊だと思います。
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非常にわかりやすく、練習問題も豊富であり、統計学への入り口としては十分な内容に思う。いくつか、なぜそうなるのかわからない部分があるが、各人の必要性に応じてその方面の専門書へ進むかどうかを決めればよいと思われる。
回帰係数の検定についてはやり方は書いてあるが説明が全くないので、必要性が出たら別の本で勉強することにして、とりあえずこの本では捨てた。
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鳥居泰彦『はじめての統計学』(東京:日本経済新聞社,1994):演習,練習,計算を中心に統計学の基礎を体得する好著。しいて言えば体でわかることを目指したもの。