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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1995/10/04
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:18×20cm/1冊
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-207824-4

紙の本

クレーの絵本

著者 パウル・クレー (絵),谷川 俊太郎 (詩)

クレーの40点の絵と、谷川俊太郎の14編の詩が奏でる二重奏。クレーの絵にうながされて詩を書いてきたという谷川が、クレーの作品の奥にある深い感情を見つめ、イメージを詩で表す...

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クレーの絵本

税込 1,760 16pt

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商品説明

クレーの40点の絵と、谷川俊太郎の14編の詩が奏でる二重奏。クレーの絵にうながされて詩を書いてきたという谷川が、クレーの作品の奥にある深い感情を見つめ、イメージを詩で表す。【「TRC MARC」の商品解説】

40点の絵と14編の詩が奏でる二重奏(デュエット)

クレーの色彩世界に谷川俊太郎の詩が重なる。
スイスが生んだ今世紀最高の画家クレー。音楽理論を融合させた詩情あふれる色彩世界に触発された詩人が紡ぎだすイメージ豊かな言葉が、新しい画集の形を提示する。【商品解説】

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みんなのレビュー52件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

悲しいけど優しい、ひとりじゃないけど孤独・・・そんな気持ち

2005/06/28 21:28

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゴン狐 - この投稿者のレビュー一覧を見る

クレーの絵は、明るい色調で描かれていても、その中にどれも暗い悲しみと静けさを湛えている。谷川氏の詩とリフレインして、クレーの絵が暗い背景から浮かび上がってくるように頭から離れない。クレーの絵の中の言葉にならない思いをすくい取って、谷川氏の平仮名ばかりで書かれた詩が響いていく。
幾つか紹介すると、「階段の上の子供」は、明るい家の外に置き忘れられた人形のような子供の絵に添えられた、伝えられない想い。見えているのに手が届かない何か、自分の身近にもある気がする。
「黒い王様」、富んでいても、貧しさで飢えていても共通の悲しみは存在する。黒い王様の人には解らない悲しみを、クレーは暗い背景に溶け込んだどこか滑稽な王様で表している。
「選ばれた場所」は、一番好きな詩。『ことば』『たましい』『ゆめ』というありきたりな言葉が、なぜか心に沈むように残っていく。
「黄金の魚」は、表紙もなっている一見きらびやかな黄金の魚だが、深遠の蒼の海に泳ぐ姿は他の魚が皆背を向けて泳ぎ去っていき、ひどく孤独に思える。谷川氏の詩にある涙が海の泡に溶けて見えるような気がする。
クレーの世界に住むことができるのは、肉体でも精神でもなく、魂だと谷川氏は述べているが、私ごときは外から眺めているだけで精一杯という気がする。クレーに興味があるというより、谷川氏が詩を付けていることに惹かれ購入したが、クレーの絵に促されて詩を書いてきた、という谷川氏の透明なイメージとはかけ離れたように思えるクレーの絵が、読み進むうち次第に調和していく。
夜寝る前の一時、声を出して読んでいると、その世界に少しは近づける気がする。

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紙の本

時空を超えたコラボレートです

2005/11/19 23:53

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

発売当初から気になる本でした。特に表紙にもなっている「黄金の魚」は非常に印象的で、そこに谷川俊太郎の名前を合わせて見つけると、つい手にとってしまいそうになる本でした。
でも、よく見るとこの本に収められている谷川俊太郎の詩は、いずれも過去に発表されたことのある詩ばかりでした。すでに発表された詩と有名な画家の絵を両方そろえて二度売りしているようで、それで今まできちんと読む(?)ことをせずにきてしまいました。
2005年に『谷川俊太郎詩選集3』が出版されて、その中に収められていたこの本の詩を改めて読んだ時に、何か忘れていたものを思い出したようにして、急にこの本を手にしたくなってしまったのです。
改めて読んでみると不思議な本です。単なる詩集でもありません。と言って、クレーの画集というのでもありません。谷川俊太郎の詩と、クレーの絵が互いに互いを引き立てるようにして成り立っている本です。陳腐な言い方かもしれませんが、時間を超えたコラボレートが成立している本です。
もっと早く、自分の気持ちに素直になって手にしていれば良かったと、今更ながらに思う本です。

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紙の本

BlueHearts

2003/12/17 00:09

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すなねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕がむかし付き合っていた女の子はパウル・クレーが好きで、ちょっと強情で、ちょっと寂しがりやで、ちょっと不器用で、ちょっと自信なさげで、とてもかわいい女の子だった。僕はそんな彼女が隣にいて、とても、鼻高々だった。そして、パウル・クレーが好きになった。

この絵本のさいしょのところには、「Paul Kleeに」ということばを添えて、谷川俊太郎さんの「愛」という詩が、さりげなく、そぉっと置いてある。


<愛>

いつまでも
そんなにいつまでも
むすばれているのだどこまでも
そんなにどこまでもむすばれているのだ
弱いもののために
愛し合いながらもたちきられているもの
ひとりで生きているもののために
いつまでも
そんなにいつまでも終わらない歌が要るのだ

(つづく)


僕が「まじめな顔つき」で「愛」を語り始めると、きまって彼女は「ぷっ」と吹き出した。そんな笑顔が嬉しくて、僕は「愛」を語りつづけた。「愛」の何たるかも知らないくせに。


<まじめな顔つき>

まじめなひとが
まじめにあるいてゆく
かなしい

まじめなひとが
まじめにないている
おかしい

(つづく)


谷川俊太郎さんの詩は、パウル・クレーのちょっと強情で、ちょっと寂しがりやで、ちょっと不器用で、ちょっと自信なさげで、とてもかわいい絵に、とてもやさしげに、とても静やかに寄り添っている。だから僕は、ちょっとだけ嫉妬を感じてしまう。

もしもいま、あなたの隣に愛する人がいるのなら、よけいな言葉のひとつもなく、そぉっと、この絵本を手渡してあげたらどうだろう。

谷川さんは言う。そして僕もそう思う。
「クレーの絵は私たちから具体的な言葉を引き出す力をもっている」と。

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紙の本

音楽が響き合うクレーの絵画

2016/04/04 06:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る

クレーは音楽家の家に育ち、幼少時から秀でたプロ級の才能を示したが、結局、画家の道を選んだ人である。
彼の絵はタイトルが主題で旋律を奏でる音楽が描かれている。どこか無駄をそぎ落とした、主旋律だけのモノクロ画、きらめく夢幻の世界の響きを聴かせてくれる油絵画である。
これに詩人の心が響かないはずが無い。そして谷川俊太郎氏にはこう響くのかと。見本を見せてくれた。
 それでもまだ捉えきれないものが響いていると思うのである。
クレーの絵は引き込む、言葉を超えた旋律の響きの世界に。

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紙の本

クレーの絵と、谷川俊太郎の詩と。まるで魔法のような

2004/05/09 14:53

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

   心の中にしずかな余韻を残してくれるクレーの絵
   gone gone それはどこへ行ってしまったの?
   美しいなげきの歌のように  gone gone 
   音もなく降り積もっていく雪のように  gone gone 
   透き通った魂の底に眠る旋律のように  gone gone 

気持ちをふっと落ち着かせ、しずめてくれる、そんなクレーの絵と
不思議にきれいなハーモニーを響かせている、谷川俊太郎の詩。
ひとりの絵描きのイマージュと、ひとりの詩人のイマージュとが、
ささやき交わし、溶け合い、織り上げながら結ばれているような。
しんとした気持ちに包まれながら、絵本の頁をめくっていきました。

表紙のクレーの絵、黄金色のおさかなの絵。綺麗でしょう?
収められた40のクレーの絵と、谷川俊太郎の14の詩の言葉。
青海原の上をわたる緑の風のように、駆け抜け、響き合っています。
湧き上がってはこぼれる泉のような、モーツァルトのオペラのような、
汲めども尽きぬハーモニー。
きらきらひかるイメージの美しさと魔法に、うっとりさせられました。

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紙の本

闇に光る魚

2002/06/17 02:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アセローラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙にもなっている「黄金の魚」、この絵に惹かれて買いました。とにかくキレイな絵です。他にもまるで子供が描いたかのような絵もあったり…。クレーの絵を観て感じることはたくさんあると思います。幻想的な絵を前に、様々な感情が湧き上がってきます。谷川さんの詩と合わせてみるとまた違った表情も出てきて、何度観ても美しい絵本です。

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2004/10/16 09:29

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2004/10/23 18:55

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2004/10/28 22:56

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2006/06/05 23:19

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2005/05/23 08:31

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2005/12/24 02:23

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2006/11/23 11:54

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2007/01/15 13:14

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