- 出版社:文渓堂
- サイズ:30cm/1冊
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-89423-130-1
月にとんだ猫
- 全体の評価
(1件のユーザーレビュー)
- あなたの評価
この商品を評価して本棚に反映
評価しました! ×
- 税込価格:1,575円(45pt)
- 発行年月:1996.5
- 発送可能日:7~21日
- 本 絵本
- 今なら本も電子書籍も全て【ポイント3倍】!!
- hontoポイントスタート記念!文庫もコミックも電子書籍もCDもDVDも全てhontoポイントが3倍!
「月にとんだ猫」が含まれるセット商品
- 税込価格:15,809円(451pt)
- 発送可能日:7~21日
- 税込価格:12,285円(351pt)
- 発送可能日:購入できません
商品説明- 「月にとんだ猫」
ふさふさした真っ白い毛なみ。リスのように太くて長いしっぽ。つんとそりかえった細めの鼻。ぼくのヒメは最高の猫だ。ヒメがそばにいてくれるだけで、ぼくは1日うきうきしてしまう。いなくなった猫を思う少年の心を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「月にとんだ猫」
森津 和嘉子
- 略歴
- 〈森津和嘉子〉北海道生まれ。東京芸術大学大学院修了。小磯良平氏に師事。代表作に「まっかないちごがまってるよ」「やさしいかぜにさそわれて」(ユネスコ・アジア文科センター賞)がある。
ユーザーレビュー- 「月にとんだ猫」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/09/28 20:21
2匹仲良く並んでいたので一緒に連れて帰った猫達:その1
投稿者:wildcat(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書が先日読んだ『だいじょうぶだよ、ゾウさん』や
『いぬねこ かさねがふち』と同様に
『死をとおして生を考える絵本 10巻セット』に含まれていた
という記憶はあったのだが、
今回はこれを借りると決めて図書館に行ったわけではなかった。
出会いを探して書架の間を歩いているところに、同じ著者の絵本として
『月にとんだ猫』と『子猫の気持ちは?』が
2匹仲良く並んでいたのを見つけたのだった。
著者・森津和嘉子氏は、「千葉県のとある山里に、夫と14匹の猫と暮らし」、
「これまでに暮らした猫の数は、100匹をこえる」という。
そして、「庭の木の下には、数十匹の猫が眠っている」のだと。
愛する猫との出会いと別れをたくさん重ねてきた方だ。
表紙の猫は、満月の月明かりの中、真っ白い羽根を広げ飛び立とうとしている。
猫であって猫でないような違う生き物のようだ。
森のそばにあるぼくの家。
ヒメは、「ふさふさしたまっ白い毛なみ。リスのようにふとくて長いしっぽ。つんとそりかえったほそめの鼻」の猫。
ぼくにとって、ヒメは「最高の猫」で、
「ヒメがそばにいてくれるだけで、ぼくは1日うきうきしてしまう」。
絵の中のヒメは、本当に存在感がある猫で、
触ったらふさふさするんじゃないかという気さえする。
雨の日は、1日そばにいて、ぼくのすることをじっと見つめているけれど、
晴れの日は森に行きたがる。
「フクロウがとびまわるまえに、かえってくるんだよ」。
その日、ヒメはいつもの時間になっても帰ってこなかった。
フクロウが、屋根の上をとびまわりながら鳴いている。
ぼくは眠れない。
ヒメは帰ってこない。
ぼくはヒメのことを思いながら、学校の図書館でフクロウのことを調べ始める。
雨戸にとりつけた巣箱では、シジュカラの親鳥がヒナにえさを運んでいた。
ヒメは帰ってこない。
そして、ヒメがいなくなって1週間が経ち・・・。
同じ深い時を過ごした者は、かつてここにいたのだというしるしをそっと残してくれると、
『ねこのき』に続き、そんなメッセージを私に送ってくれた1冊だった。









