サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 5件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:中学生
  • 発行年月:1996.12
  • 出版社: 偕成社
  • サイズ:31cm/30p
  • 利用対象:中学生
  • ISBN:4-03-963680-5
絵本

紙の本

ガドルフの百合

著者 宮沢 賢治 (作),ささめや ゆき (絵)

【小学館絵画賞(第44回)】おれの恋は、いまあの百合なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕けるなよ。一瞬の稲妻の閃光の中、くっきりと白く浮かびあがる百合に、ガドルフは強く願う...

もっと見る

ガドルフの百合

税込 1,540 14pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

【小学館絵画賞(第44回)】おれの恋は、いまあの百合なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕けるなよ。一瞬の稲妻の閃光の中、くっきりと白く浮かびあがる百合に、ガドルフは強く願う。忘れがたいイメージを残す一編を、はじめて絵本化。小学館絵画賞受賞。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

宮沢 賢治

略歴
〈ささめや〉1943年東京都生まれ。ヨーロッパ遊学、ニューヨーク放浪を経て、シェルブール美術学校修了。版画家、イラストレーター。絵本に「テントの旅人」、挿絵に「エロシェンコ童話集」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー5件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

心がざわざわする絵本

2000/07/28 19:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:長崎夏海 - この投稿者のレビュー一覧を見る

青白く稲光の中で浮き上がる百合。ガドルフは思う。「おれの恋は、いまあの百合の花なのだ。砕けるなよ。」そして、次に見たものは、もみあう二人の男。一人は豹の毛皮の着物、一人は鳥の王のような真っ黒くなめらかな装い。小さくなって見上げている自分・・・。

この場面が、とにかく心に焼き付いて、忘れられない。言葉も内容も難しいから、高学年から大人向け・・・なのかもしれないけれど、場面に心揺さぶられるのは、小さな子どもも同じ。いやいや子どものほうが、深く理解できるかもしれない。言葉の意味よりも言葉の音感、魂のふるえを感知するのは、子どものほうが優れてるのだから。


 さて、これは、まったく不思議な話だ。冒頭の「ハックニー馬のしっぽのような、巫山戯た楊の並木と陶製の白い空との下を、みじめな旅のガドルフは、力いっぱい朝からつづけて歩いて居るりました。」というとこからしてびっくりだ。おいおいどんな道だ?と思いながら、なんとなくイメージできてしまうとこがすごい。ぶりぶり怒って歩くガドルフ(しかもその怒り方が、にわかに雲が重くなった空をみて「卑しいニッケルの粉だ。みだらな光だ。」ときてる。)の絵は、ちっとも嫌そうじゃなくてむしろうれしそうな顔をしているのだけど、「こんな感じ」と、なぜか思ってしまう。稲妻の閃光に浮かび上がる百合をいきなり「おれの恋」と言っちゃうとこも変なんだけど、変と思う前に説得力もっちゃうとこが、これまたすごい。百合はなにか、二人の男はなにか。鮮烈な恋、嫉妬、別れ、いろんな言葉があてはめられるけれど、肝心なのは言葉にならない魂のどこかが揺すぶられてざわざわする『感じ』だ。ささめやゆきの、あったかくてべたついてなくて土の匂いがしてモダンで・・・という絵が、この『感じ』を確かなものにさせている。
 

 解読せずに、この『感じ』を味わうべき本。だから何度読んでも、新鮮! 何を発見するかは、自分だけの秘密ってやつだ。

(長崎夏海/児童文学作家)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/08/05 12:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/17 19:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/10/08 17:40

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/03/10 02:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。