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愛の生活・森のメリュジーヌ(講談社文芸文庫)

  • 発行年月:1997.8
  • 出版社:講談社
  • レーベル:講談社文芸文庫
  • サイズ:16cm/289p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-197578-1

文庫

  • 国内送料無料

愛の生活・森のメリュジーヌ (講談社文芸文庫)

金井 美恵子 (著)

紙書籍

1,188 ポイント:11pt

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収録作品一覧

愛の生活 7-56
夢の時間 57-142
森のメリュジーヌ 143-152

店舗ニュース

ユーザーレビュー

全体の評価 4.2
4.2
評価内訳 全て(17件)
★★★★★(5件)
★★★★☆(6件)
★★★☆☆(4件)
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初期作品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2001/08/27 11:33

評価5 投稿者:花  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 処女作の「愛の生活」をはじめ、いわゆる初期の「芸術作品」を収録した短編集。細部まで意匠を凝らした珠玉の作品ばかり収めてある。

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評価3 投稿元:ブクログ

2008/06/05 22:44

ちょっと描写の感じが映画っぽい、ねちっこくなく、でもなんかカメラワークに凝ったかんじ。ああそうか要するにヌーヴェルヴァーグっぽいってことかな? このひとすごいなー。

評価5 投稿元:ブクログ

2008/11/14 01:32

森のメリュジーヌやばい
ていうか美恵子やばい!

「彼女の微笑の意味の最大の意味は愛であり、その中にしのび寄って来る死、悪意とからかいの針、優しさ、苦痛、空虚、悲しみ、それから燃えあがる意志――。」
「きっと、何かいいことがあるかもしれない。疑わしいことだけれど、何かいいことがあるかもしれない。信じはしないけれど、何か、いいことがあったって、かまわないじゃない?!」
「十全な愛。わたしには愛することが出来るのでしょうか?本当にわたしは愛してしまったのか?わたしが愛しているとしたら何故なのか?わたしは何故愛するのか?わたしが愛しているのはFなのですか?」

いちいち響くことをかく。「愛の生活」をいまのわたしとおなじ19でかいたとは。脱帽。
痛いくらいに愛してみたいとおもった。
窮極の愛をわたしは今生で獲得できるのだろうか(無理だろうなぁでも希望は捨てたくない!)
自分の身体を、心を、完全に犠牲にしてまで誰かを愛してみたい。

「恐ろしいくらい。恐ろしいくらいあたしは墜落して行く。」

評価3 投稿元:ブクログ

2007/11/14 02:26

柄谷行人を「全然だめ」と自信満々に斬って捨てる恐ろしい作家で、どう考えても彼が「全然だめ」なわけはないのだが、本書の一編に目をとおし、ページをめくってゆくにつれ、この文章を書き記した女性がいったのならば、それでいいのかもしれないと、力なく頷く。

評価3 投稿元:ブクログ

2007/02/25 03:29

わたしはFをどのように愛しているのか?

―「日常」と「非日常」のことを考えた。幸せに気付くときは、いつも非日常に陥ったときなのかな。
きちんと気付きたい。

評価4 投稿元:ブクログ

2007/12/05 23:52

ゴダール好きな感じがにじみでてる、指摘でありそうでない潔い文体なのに 結構さばついていて 好ましい。書きあぐねたら「愛の生活」を読み返す。

評価5 投稿元:ブクログ

2008/10/29 00:08

どことなく考えがあちらこちらに行く感じ、太宰の女生徒に似ているような感じもする。本文中に出てくる固有名詞は、ちょっとツンとしているけど厭らしくなくて私は好きだ。

評価5 投稿元:ブクログ

2008/12/28 15:07

『夢の時間』と『黄金の街』が特に好き。

『愛の生活』これ、19歳で書いたの?ってちょっとびっくり。他の作品も読もう。
とても昭和の作品とは思えません

評価4 投稿元:ブクログ

2015/06/15 00:31

金井美恵子が風俗小説を書き始めてからの作品から読み始めた自分としては、初期短編のいかにも詩的な雰囲気にはじめは戸惑った。でも、抽象的な言葉が連発されるその中にも、そういった言葉は執拗に描かれる細部に編み込まれているので、読む側の意識は飛翔していかずに現実めいたものに繋ぎとめられ続ける。1冊読み切れるだろうかと不安に思いながら読んでいたが、やはり、気がつくと読むのに没頭していて、その理由がはっきりとわからないだけに、不思議な心地になった。

評価0 投稿元:ブクログ

2009/11/17 21:28

金井美恵子女史の、凛々しくも、少し退廃的で、「書くこと」を何処までも考え続けるすました小説世界。
また寄り添い続けたい作家に出遭ってしまった!

評価4 投稿元:ブクログ

2010/04/19 17:19

 女性にしか書けないんじゃないか、といった印象を持った。美しくグロテスクで独りよがりでもあり、人を惹きつける。不在という存在。
「兎」はそんじょそこらのホラー以上に怖い。

評価4 投稿元:ブクログ

2011/05/16 15:48

金井美恵子さんの文体が好きです。
中でも、「森のメリュジーヌ」は何度も読み返しています。

残酷さとそこはかとない艶やかさ、美しい描写と流れるような文のリズム、ゆっくり時間がある時に金井ワールドにトリップするための本です。

評価0 投稿元:ブクログ

2011/05/30 01:01

金井美恵子さんの初期作品を集めたもの。
何というかどの一行も気を抜けないというか、とにかく精緻、などというしょうもない言い方ではとてもくくれず逆に飲み込まれる(気がする)。
この本ではないがとあるインタビューで著者が言っていた言葉をずっと心に留めている
「意識的に小説を書いてきたり読んできたりした人間が、小説そのものに対する批評性をもたずに文章を書くということは不可能ですね」

評価4 投稿元:ブクログ

2012/08/21 11:20

森のメリュジーヌ辺りから雰囲気が一変。
愛の生活のような初々しく瑞々しい文章よりも、後半のなんとも言えない怪しい雰囲気が好きです。
同じ講談社文芸文庫のピクニック、その他短編も読んでみようと思いました

評価3 投稿元:ブクログ

2013/02/23 15:11

初期作品は読むのがしんどく退屈だった。でも、愛の生活では、19歳でこのような文体(内容ではなく)で早熟な感じがした。
兎以降の短編で入り込みやすくなる。兎はある映画を彷彿させた。
タイトルがいいなと思ったのは、空気男のはなし。
話の雰囲気がいいなと思ったのは、兎、アカシア騎士団。残酷ですけど。

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