- 出版社:国書刊行会
- サイズ:20cm/350p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-336-03850-3
世界探偵小説全集 20 薪小屋の秘密
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- 税込価格:2,520円(72pt)
- 発行年月:1997.10
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2004/08/25 10:18
勘違いからの拾い物
投稿者:ピエロ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
『捕虜収容所の死』を読んでからというもの、気になる作家の一人になったマイケル・ギルバート。さっそく他のも読んでみようと思い、手にしたのが本書。なのですが、これがマイケルとアントニイのギルバート違い。そそっかしさにガッカリして(なんといっても高価なハードカバーですから!)、読まないまましばらく寝かせておきました。ところが、いざ読み出してみるとどうしてどうして、アントニイのほうのギルバートもなかなかのものじゃないか!
新聞の広告欄を通じて知り合った男女、会ってみるとお互いに好感を抱き相性も良いよう。つきあいをすすめていくうちに、ついには結婚まで考えるようになるが、この男には隠された姿があった…。
前半は、女性の側から出会いと幸せな時間、そこに忍び込んできた小さな疑惑がどんどん大きくなっていって、と典型的な「青ひげの妻」もの。男の住む家や周りの風景描写もサスペンス感を高めています。後半は一転して本格的なミステリ、あっと驚くような展開が用意されていて謎解きの楽しみを味わえます。
勘違いで手にした本書でしたが、思いもよらぬ拾い物、おかげで気になる作家がまた一人増えました。







