- 出版社:大修館書店
- サイズ:20cm/312p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-469-22136-8
理想の国語辞典
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- 税込価格:2,625円(75pt)
- 発行年月:1997.11
- 発送可能日:1~3日
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商品説明- 「理想の国語辞典」
「白髪」と「しらが」の違い、「雨」の意味など、現行国語辞典の語義記述の不完全な点を、具体的な例を示しながら指摘。現代語の意味論の考え方に基づき、求められる国語辞典のあり方を問いかける。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「理想の国語辞典」
国広 哲弥
- 略歴
- 〈国広哲弥〉1929年山口県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。現在、同大学名誉教授、神奈川大学教授。著書に「日本語誤用・慣用小辞典」など。
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ユーザーレビュー- 「理想の国語辞典」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2001/06/02 00:06
日本語の感性を研ぎ澄ます
投稿者:高杉親知(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
国語辞典をひいて歯痒い思いをしたことは無いだろうか。語義を述べるだけで類義語との関係が不明確だったり、多義語の意味を列挙するだけで本質が分からず散漫だったりすることがある。本書はそんな国語辞典を批判し、真に役立つ辞書とは何かを探求した素晴らしい本である。
例えば接頭辞の「本」と「当」の違いは何だろうか。「本校」と「当校」は一見同じような気がする。だが、「本校の生徒に告ぐ」、「当校は部外者の立ち入りを禁じます」という文の違い、あるいは「本人」と「当人」の違いを考察することで、著者・国広哲弥氏は両者の相違点を巧妙にあぶり出す。「本」を使う時は話者の視点が内部にあるのに対し、「当」を使う時は外部にあるのだ。この違いが、「本日」と「当日」の違いも生み出す。今日という日を内部から見るのが「本日」であるのに対し、注目する日を外部から見るのが「当日」なのだ。
読めば必ず日本語の感性が鋭くなる良書である。将来、この書の成果を生かした辞書が現れることを切に願う。







