- 出版社:新潮社
- サイズ:20cm/201p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-10-335307-4
太宰治と聖書
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- 税込価格:1,575円(45pt)
- 発行年月:1998.5
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- 本
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商品説明- 「太宰治と聖書」
昭和11年10月、パビナール中毒で入院中、太宰は聖書に耽溺した。「人間失格」「斜陽」など主要作品の鍵となる聖句の数々を取り出して解析しながら、太宰にとっての神とは、罪とは何かを問う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「太宰治と聖書」
野原 一夫
- 略歴
- 〈野原一夫〉1922年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。新潮社、角川書店などの編集者を経て、現在は文芸評論家。主な著書に「回想太宰治」「人間坂口安吾」「人間檀一雄」などがある。
ユーザーレビュー- 「太宰治と聖書」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/04/14 10:30
『太宰治と聖書』を読んで
投稿者:K・I(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
『太宰治と聖書』を読んだ。
みなさんは、ベッドに入ってから、考え事をしないだろうか?
夜になり、夕食も食べた。歯を磨き、風呂にも入った。
人によっては、寝る前の薬を飲んで、さあ、あとは寝るだけ…。
でもベッドに入ってもすぐに眠れるわけではない。
少なくとも僕はそうではない。
のび太くんのようにふとんに入って3秒で寝られるわけではないのである。
色々なことが頭に浮かんで、小説のタイトルや、
思いついたことについてかんたんなメモをとったりする。
その中に「太宰治の小説ってよく聖書の言葉が出てくるんだよな」という思いがあった。
みなさんは図書館に行かれるだろうか?
行くとしたら、週何回くらい?
僕は自慢ではないが、週6日くらいは平均で行っている。
ちょうど家から図書館まで歩くといい散歩になるのである。
それにお金もないし、図書館にはそれなりに本がそろっているし、
新刊はリクエストすれば買ってくれることもある。
そういうわけで足しげく図書館に通っているのだが、
ある日、この本を見つけた。
『太宰治と聖書』
著者については何の説明もないのだが、
昔、編集者をやっていて、太宰治にも会っている人である。
この本の中では、太宰の作品に出てくる聖書の言葉をキーワードにしながら、
太宰の作品と人生を読みといていく。
そうやって見えてくるのは、太宰の人生の苛烈さだ。
凡人の僕なんかは「家庭の幸福? いいじゃん、いいじゃん、それでいいじゃん」と思ってしまうのだが、太宰はそれに「義」を感じなかったようだ。
「無頼派」というのはあるいは一面的なレッテルかもしれないけど、太宰の生き方を読んでいると、「無頼派にふさわしい」と思う。
一読者としては太宰の作品は好きだが、正直、こういう人が家族や親戚だったら、大変だろう、と思う。
多少、文章がこなれていない感じも受けたが、読んでよかった本でした。







