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機巧館のかぞえ唄 (講談社青い鳥文庫 名探偵夢水清志郎事件ノート)
機巧館のパーティーの途中で、老推理作家が消えた。そして、彼が消える前につぶやいた呪文のような数え唄通りに次々に事件が起こり、亜衣の身にも危険が迫る。平井と夢水の謎解き対決...
機巧館のかぞえ唄 (講談社青い鳥文庫 名探偵夢水清志郎事件ノート)
機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート
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青い鳥文庫 はやみねかおる「夢水清志郎」セット 17巻セット
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商品説明
機巧館のパーティーの途中で、老推理作家が消えた。そして、彼が消える前につぶやいた呪文のような数え唄通りに次々に事件が起こり、亜衣の身にも危険が迫る。平井と夢水の謎解き対決が見もの。【「TRC MARC」の商品解説】
機巧館(からくりやかた)でひらかれたパーティーのとちゅうで、老推理作家が消えた。そして、作家が消えるまえにつぶやいた呪文のようなかぞえ唄どおりにつぎつぎと事件がおこり、亜衣の身にも危険がせまる……。読者をあっといわせる結末が待つ「夢の中の失楽」をはじめ、こわい(?)話から赤ちゃん騒動まで、ボリューム満点の名探偵夢水清志郎(ゆめみずきよしろう)事件ノート第6作。
密室からの人間消失――。不思議なかぞえ唄のとおりにおこる出来事――。まるで深い霧の中を歩いているような、夢の中で話しているような、とらえどころのない感じがする今回の事件だけど、いつも夢の中にいる夢水探偵には、お似合いの事件!?【商品解説】
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小学校の先生をやめて、はやみずが満を持して送る一冊。メタミステリ、人間消失、そして大飯喰い、どれをとっても面白い
2006/06/28 19:48
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「老推理作家の平井龍太郎の自宅である機巧館で開かれた記念パーティ。屋敷から作家が消えた。招かれていた探偵 夢水清志郎は」推理小説。はやみねファンには怒られるかもしれませんが、彼の仕事の中で唯一、楽しんでいるシリーズです。
こんかいは夢水ものの第六作だそうです。前作のあとがきで「今度はがちがちの本格」と宣言しただけあって、かなり高度な叙述推理、というかメタミステリといえるでしょう。これを本当に理解できる小学生がいるんでしょうか、他人事ながら気になります。
話はかなり複雑で、全体は三部構成というのはいつものとおり。といっても第一部「怪談」と三部「さよなら天使」は独立した作品で、前者は岩崎亜衣、真衣、美衣の三つ子姉妹の個性と、彼女達が語る話の謎でもない謎を強引に解き明かしていく夢水の探偵術がユーモラスな作品です。後者は、村田四郎の挿絵に出てくる赤ん坊がとても可愛らしい好編。これだけでも、読む価値はあった、そう思います。
そして中心となるのが第二部「夢の中の失楽」、話自体が二部に分かれ、さらに三章づつに別れいぇいます。前半は、推理小説界の老大家が三姉妹やレーチ、そして夢水を招いた機巧館でのパーティの様子と、老作家の別れの言葉とも言える作品執筆宣言などが中心で、相変わらず夢水の食べっぷりが見事です。
後半が、消えた老作家と殺人事件。それにタイトルが絡んで、とても小学生を対象にしたとは思えない本格的なメタミステリになっています。ここでも三姉妹と夢水のやり取りが楽しいのですが、犯人消失のところもかなりいけるものとなっています。レーチの眠る姿も可愛いのですが、それがどこかは読んでのお楽しみ。ともかくタイトルの意味が良く分かります。
あとがきに、かなり苦労したとありますが、その理由が振るっています。解説は同じく推理作家の辻真先。これだけでも青い鳥文庫として異色といえるでしょう。少し持ち上げ過ぎの気がしないでもないのですが、再読に耐えうる、というか再読しなければ本当のところが分からないといっても良い傑作です。
これだけ安定した作品を書き続け、子供たちに愛されるシリーズを作り出したのですから、小学校の先生を辞めて、作家生活に入ってしまった、というのもわかりますが、では彼にとって教員とはなんであったのか、単なる飯の種であったのか、と皮肉のひとつもいいたくなります。うーん、新しい門出を祝いたいのですが、我ながら人間が小さい・・・
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かなり面白い
2022/02/04 12:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーヒーが好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
小中学生向けっぽい表紙デザインですが、一般成人が読んでも文句なしに面白いと思います。ミステリーが大好きなのですが最高に面白かったです。
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子ども向け大人の悪ふざけ
2020/09/30 22:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
子ども向けの水準を超えた(でも、決して子どもが楽しめないってことはない)ミステリーとしての出来は、他の方も述べられているとおり。
加えて、マニアックな小ネタも大判振る舞い(こちらは、大人でないと楽しめないだろうなあ)。作家の誕生パーティーに出席した面々の描写が、年季の入ったミステリマニアには愉快でたまりません。
他にも、「維納オルゴール」「倫敦時計」のコレクションとか、中村某に屋敷の建築を依頼して断られたとか。
これを読んでミステリ好きになった子どもが、大きくなってから細部の意味を再発見して感慨に浸ることもあるんだろうなあと、いい大人になってからこのシリーズを読んだ読者としては想像してしまいます。
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シリーズの他の作品とは少し違う...
2017/01/06 18:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄色い刀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生にも分かりやすくておもしろい名探偵夢水清四郎シリーズですが、これだけはかなりトリックが複雑でかなり分かりにくいです。
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難解
2016/06/27 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わらび - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の頃に読んだのですが
非常に難解だったのを覚えています。
しかし、当時はそれがまた魅力的で…
今読むとまた理解度が違うかな?