- 出版社:集英社
- サイズ:20cm/279p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-08-780286-8
ワインの自由
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- 税込価格:1,470円(42pt)
- 発行年月:1998.10
- 発送可能日:7~21日
- 本
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商品説明- 「ワインの自由」
世界のワイン業界で最も名を知られている日本人である著者が、今の日本のワインブームであふれる情報やしがらみにとらわれず、自由に自身のワインに関する意見・知識・思いを綴る知的ワイン・コラム。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「ワインの自由」
堀 賢一
- 略歴
- 〈堀賢一〉1963年北海道生まれ。青山学院大学大学院修士課程修了。ワインインスティテュートオブカリフォルニア駐日代表。
関連キーワード- 「ワインの自由」
ユーザーレビュー- 「ワインの自由」
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/02/11 03:45
ワインの自由
投稿者:leid(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
産地や銘柄を隠したブラインドテストで、愛好家たちが選んだのは、本場フランスワインではなく、カリフォルニアワインだった。有名シャトーの隣の畑でも同じようなワインが作られている。にもかかわらず相変わらずフランスの有名ワインは高値が付けられて取引され、有名な評論家の言葉で相場は大きく変動する。
地名や格付け、評価に左右されがちなワインだが、ブランドの価値とそれを維持する努力、逆にノンブランドで拘りのワインを作り上げようとする努力。評論家の受け売りの蘊蓄も悪くないが、ボルドーの有名シャトーのブランドを楽しむのも、カリフォルニアワインのうまさを楽しむのも、自由な楽しみ方ではあるのだろう。
価格の背景や現在の作り方などあまり知られることのない面も自然に描かれているので、知識以上に読み物としても面白い。
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2007/03/21 12:11
ワインは決して難しいものではない
投稿者:katu(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ著者の『ワインの個性』の方を最近知り、その本の前にこの『ワインの自由』を書いていたことも知ったので、先に『ワインの自由』を読むことにした。著者は冒頭でこう書いている。
「自由」とは、他から影響、拘束、支配などを受けずに、自らの意思や本性に従うことをいいます。
その言葉通り、本書には今までの通例に囚われない自由な物言いが溢れている。例えば、「料理とワインの相性」という節は「私は、料理とワインの組み合わせについていろいろと講釈をたれるひとが嫌いです」で始まり、「自分が好きな料理を食べながら、自分の好きなスタイルのワインを飲むのがそのひとにとってベストの組み合わせのはずで、その組み合わせを知っているのは自分だけなのです」という文章で結ばれている。
本書からは、ワインの産地、葡萄栽培、醸造、熟成、サーヴィス、とワインにまつわる一通りの知識を得ることができる。そして何よりも素晴らしいのは、それらのワインにまつわる様々な通例を鵜呑みにするなという提言がなされていることだ。
「今日開けた○○は明らかに若開けだった。飲み頃は2、3年後か」なんていう文章をよくワイン系のブログで見かけるが、そんなこと分かるのかよといつも思う。飲みたいワインを飲みたいときに飲めばいいじゃないか。そして、その開けたときの味わいを愉しめばいいじゃないか。
知識は知識として知った上で、あまりがんじがらめにならずに自由にワインを愉しめばよいと改めて思わせてくれた一冊だった。
k@tu hatena blog







