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- カテゴリ:小学生
- 発行年月:1999.2
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:22cm/288p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-00-115553-2
紙の本
古城の幽霊ボガート
スコットランドの妖精ボガートは、ある日荷物といっしょにカナダへ送られてしまった。届いた先には、コンピューターマニアの少年がいて、ボガートもキーボードをいたずらしはじめたの...
古城の幽霊ボガート
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商品説明
スコットランドの妖精ボガートは、ある日荷物といっしょにカナダへ送られてしまった。届いた先には、コンピューターマニアの少年がいて、ボガートもキーボードをいたずらしはじめたのだが…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
スーザン・クーパー
- 略歴
- 〈クーパー〉1935年イギリス生まれ。オックスフォード大学卒業。「サンデータイムズ」のジャーナリストとして活躍後、アメリカに移住。著書に「海と島のマイリ」など。
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紙の本
家付き妖精ボガード、欲しいような欲しくないような…
2003/07/09 00:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ガブリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日いきなりスコットランドの古城を相続したカナダのヴォルニック一家は揃って素敵な夢を膨らませてスコットランドへやってきた。
ところが城はボロボロでとても維持はできないと売ることにし、城の家具をいくつかカナダへ送ったのだが、なんと城付き妖精ボガードまで送ってしまったからさあ大変!
いたずらだけで生きているようなボガードがヴォルニック一家にもたらした混乱は笑ってしまうというよりハラハラドキドキ。
ボガードのいたずらは一家の二人の子供エミリーとジェサップがやっていると疑われるのだが、より災難だったのはエミリーの方だろう。
ポルターガイストを起こしていると思われてマッドサイエンティストみたいな心理学者に病院に閉じ込められそうになってしまう。
一刻も早くボガードを故郷に返さねばエミリーが危ないと二人は知恵を絞るのだがボガードは面白おかしくいたずら三昧。だがついに郷愁にかられたボガードがとった帰る方法がまたなんとも奇妙な!?
やんちゃで陽気で寂しがり屋で人嫌いなくせに人恋しい。人の頼みなんか聞く気もないし、人の都合もお構いなし。
なんかこんな妖精いたなあ、と思い出してみると沖縄のキムジナーに似てるかも? 最もこっちは南国、向こうは哀愁漂う北国という違いはあるけれど。
こんなボガードが家にいたらたまったもんではないが、読み終えた頃にはいないのが寂しいような気がするから不思議。