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紙の本
少女達がいた街 (角川文庫)
著者 柴田 よしき (著)
政治の季節の終焉を示す火花とロックの熱狂が交錯する一九七五年、16歳のノンノにとって、渋谷は青春の街だった。しかしそこに不可解な事件が起こり、2つの焼死体と記憶をなくした...
少女達がいた街 (角川文庫)
少女達がいた街
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商品説明
政治の季節の終焉を示す火花とロックの熱狂が交錯する一九七五年、16歳のノンノにとって、渋谷は青春の街だった。しかしそこに不可解な事件が起こり、2つの焼死体と記憶をなくした少女が発見される……。【商品解説】
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紙の本
柴田ファンになります
2003/02/11 21:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジュリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった後思ったのは「すごい作家がいるんだぁ!」です。前半後半と分かれており、ドラマを見ているように映像がすんなり浮びました。ドラマ(映画)で是非見てみたいです!! また1970年産まれの私に1975年の話は、非常に近く感じ、また懐かしくも感じました。高校時代の葛藤・恋愛・嫉妬…。かつて私も経験したことがありますが、あの時に何かを間違えてたら、ノンノの様に悲しい青春時代になったのかもしれません。柴田さんは緑子シリーズから読み始めましたが、今回は全く違う作風でした。
私の「お気に入り作家」が増えました!
紙の本
新本格の王道
2001/11/24 23:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本田亮司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
柴田氏の作品は初めて読んだが、本当に感心させられた。並外れた才能をもっているのは疑いない。特に、前半部における人物造形、ストーリー展開、センスなどどれも素晴らしく、その青春小説としての完成度は、「異邦の騎士」などの青春本格推理の傑作群にも決して引けを取らない。
また、後半部のパズラーとしての完成度もかなり高い。前半でしっかりと描かれた登場人物たちは、21年後の後半でも見事に浮き上がっている。緻密に計算されたどんでん返しの連続には驚きとともに感動を味わわせてくれる。
唯一、動機が平凡だったのが残念だが、女史の筆力の前ではさほど気にならない。全体としての完成度は名作群に一歩届かないものの、新本格の王道をゆく力作であることは間違いない。
紙の本
少女達がいた街
2001/09/19 20:50
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は1975年の東京。若者たちはロックに熱狂しながらも、恋や友情、将来のことなどそれぞれに思い悩む。しかし突然起こった、謎の火災。現場からは、一人の記憶を失った少女が発見された……と、これが前半。後半は舞台を21年後の現代に移し、事件の真相を刑事が追う。前半は思いっきり普通の風俗小説なので、この時代に思い入れがない人にとっては退屈かも。でも後半に入ると、小さな謎が解けたり出てきたりするので、飽きずに一気に読める。前半部分もその世代の人には懐かしく感じられていいかもしれない。
電子書籍
東京1975年
2023/12/11 05:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
1975年から、次は、21年後に時代が飛びます。色々と事件が矢継ぎ早に起こり、本当は、何日かかけて読むはずが、一気読みでした。時間のある時、読み始めることオススメします。残念だったのは、動機かな