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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1999/05/01
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/196p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-331373-9
文庫

紙の本

谷中村滅亡史 (岩波文庫)

著者 荒畑 寒村 (著)

谷中村滅亡史 (岩波文庫)

税込 726 6pt

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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

それにしても嘆かわしきは、変わらぬ日本の民度の低さ

2009/07/05 17:23

12人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書の元となった著作は、1907年に刊行された。日露戦が終わって間近の頃である。筆者の荒畑寒村は当時若干二十歳。処女刊行だそうである。
 足尾鉱毒事件を世に伝えるため、田中正造から依頼され急遽書き下ろされ出版された。
 世に記録文学というジャンルがあるとすれば、その先駆けといってよい作品である。ノンフィクション、ルポルタージュのはしりである。
 しかし、ノンフィクション、ルポルタージュとして本書を見たとき、感じざるを得ない大きな欠点がある。それは著者の感情があまりに率直に表現され過ぎているという点である。ノンフィクションでの過多な感情表現は本来あってはならない。
 しかしそれは決して若き日の荒畑寒村の表現技術の未熟さからくるものばかりではない。
 それだけ、寒村の目前で展開された事実が、寒村をして過度の感情表現に走らざるをえなくさせたほど、強烈なものであったのだ。
 谷中村という一つの村が、権力の横暴でつぶされた。跡形もなく消し去られた。
 土地収用法による谷中村強制破壊を眼にした寒村は、本書を冷徹な記録に押しとどめることができなかった。寒村は筆を進めるに当たり、大きな感情を押し殺すことなどできなかった。
 後に大杉栄らとともに活躍する荒畑寒村の眼を大きく開かせ、寒村を成長させた出来事であった。
 しかし、まったくもって嘆かわしい。権力の独善・横暴と民主主義のひ弱さをつくづく嘆く。
 谷中村の悲劇は現代においても、結局なんら正されることなく続いている。
 権力者の自己保身と権力増長をはかるための無駄な公共事業の推進と、国民不在の事業遂行である。
 各地のダム建設地で、高規格道路建設地で、現代においても多くの住民が権力に泣かされている。
 この国の民度って、100年たっても、こんなもの。
 激情に駆られ、一気に本書を書き上げた荒畑寒村と、寒村に記録を依頼し、自身も身を削って谷中村救済に駆けまわった田中正造も、さぞかし無念がっていることだろう。

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紙の本

公害の問題の原点を知る為に。

2015/01/15 13:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

平民宰相原敬は足尾銅山の公害問題を解決しなかったことで殺された。
 平民宰相といわれ、白河以北に何ら価値が無いと評した薩長藩閥に対抗した。しかし、その原も、結局、政治資金調達、政敵の後藤新平との確執から、古河との関係を断ち切れずに政府側についた。
 この公害問題は放置されるままになり、それは戦後の水俣病へと続いた。心無いマスコミにより、被害者が不当に差別を受ける結果となった。
 日本の輸出産業のため、日本の国益のためとして、水俣病は放置された。
 
 カミソリと称された農商務大臣の陸奥宗光は足尾銅山事件解決を拒否した。
 それは、山縣有朋内閣でのことだった。山縣を擁する長州閥は他の銅山開発を進めていた。そのためには、陸奥に犠牲になってもらうしかなかった。
 足尾銅山を経営する古河市兵衛の養子は陸奥の二男だった。
 さらに、古河鉱業を継いだ陸奥の二男の後見役としての副社長は原敬だった。

 政治と財閥が癒着している問題は、後に、515事件、226事件へとつながる。
 現在の与野党を代表する国会議員の姻戚関係から何から洗い出してみれば、国民不在の政治がなされていると理解できる。
 公害問題を知る書でもあり、さらなる問題を知る書でもある。

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紙の本

重たい重たい内容

2001/11/20 15:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ロブ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「日本人なら必ず読め!」と言っておきたい本。この本を読んでから現在の状況と照らし合わせると、弱きものが正統なことを言ってもつぶされる構造がいまだに変わっていないことが再確認できる。現代の文章になれた人は多少文章が読みにくいかもしれないが、努力しても読む価値のある本である。

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2005/06/10 04:13

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2011/03/26 20:55

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2013/08/18 14:21

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2013/09/28 12:15

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2014/01/16 00:59

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2021/11/07 13:42

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