- 出版社:早川書房
- サイズ:16cm/425p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-15-011273-8
大いなる復活のとき 上 (ハヤカワ文庫 SF)
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- 税込価格:798円(22pt)
- 発行年月:1999.5
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ユーザーレビュー- 「大いなる復活のとき 上」
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2001/07/20 18:31
もうちょっと設定が簡潔にまとまっていれば…
投稿者:こじましゅういち(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の処女長編。ローカス賞受賞作品。
宇宙船Uケナイ号の船長エリク・ボーンは、違法合法問わず仕事をこなす優秀なハッカー。だが、あるとき彼は、ルドランド・ヴィタイ属の大使バスクから、いつもとはまるで違う内容の仕事を強要されることとなる。それは、大使が監禁している女性の通訳を務めろ、というものだった。そして、その女性は、かつてエリクが捨てた故郷の星<施界>出身だったのだ…。
というわけで、出だしは結構面白そうだったんだけどねぇ。厳密にはハッカーじゃなくてシステムズ・ハンドラーだし。システムズ・ハンドラー。なんだかよくわからんがカッコよさげな響きだ。なんか社会情勢は異様にたてこんでそうな設定に見えるけど、このまま行けばそれなりに面白い話になるかも…。
てなわけで、とりあえずごりごりと読み進んではみたのだけれど。
…もしもし、ゼッテルさん、自分で作った設定に酔ってませんか?
とにかくもう世界設定がややこしいったらないッス。エリク・ボーンがいて、ルドランド・ヴィタイが出てきて、ヴィタイの中でも政治勢力が2分されてて(帝国派と…なんとか派だ。忘れちまったい)、さらにそれらとは別に統一派なんてのが出てきて、ヴィタイ以外の勢力はおろかヴィタイの中にも統一派の手先がいて、<施界>にもヴィタイに協力的な一派とそうでない一派があって、さらに<施界>はカーストみたいな身分制で、上流階級は、えーと、それぞれどっちに協力的なんだったっけ…あーもう!読みかけで2、3日放っておいたらもう駄目ね。ぜんぜん用語の意味が思い出せなくなっているわたくし。登場人物もぽこぽこ出てきて、終いにはいつの間にやら消えていってしまう奴まで出てくる始末。バスクどこいったんだよ。シルバー王あっけなく退場しちまったよ。うーむ。名石の正体とか、部分部分の場面では結構面白いところがあったりするんだけど、全体を理解するのには最低2回は読まないとキッツイかも…。
なんというか、頻出する独自用語や登場人物を把握できる、記憶力のよい人向けの話かもだ。でも、つまらなくはない、っていうか、まとまってさえいたら初読でも面白い話になったような気もします。ワタシは疲れました(笑)。







