サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 58件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.8
  • 出版社: 幻冬舎
  • レーベル: 幻冬舎アウトロー文庫
  • サイズ:16cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-87728-781-8

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

文庫

紙の本

家畜人ヤプー 第1巻 (幻冬舎アウトロー文庫)

著者 沼 正三 (著)

家畜人ヤプー 第1巻 (幻冬舎アウトロー文庫)

税込 713 6pt

家畜人ヤプー 第一巻

税込 678 6pt

家畜人ヤプー 第一巻

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

このシリーズの最新巻を自動購入できます

続刊予約とは

今後、発売されるシリーズの本を自動的に購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • ①お気に入りのシリーズは買い忘れしたくない
  • ②不定期の発売情報を得るのが面倒だ
  • シリーズ購読一覧から、いつでも簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 7.9MB
Android EPUB 7.9MB
Win EPUB 7.9MB
Mac EPUB 7.9MB

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
ブラウザ EPUB 無制限
iOS EPUB 無制限
Android EPUB 無制限
Win EPUB 無制限
Mac EPUB 無制限

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー58件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

怒濤の「押しつけ自虐史観」

2002/03/12 04:23

7人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:於筋 揚羽 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「ヤプー」の世界にじっくり付き合ってみれば、「人のプライドや美意識がいかに政治的に操作されインチキにかけられるか」という事に色々と思い廻らせるだろう。だがサッパリと思考停止して、支配者を心から敬愛し素直に我が身を投げ出して、世の中の役に立つ喜びを教えられれば、抵抗するよりも救いを感じてずっと幸福になれる…。これが家畜人ヤプーこと、いさぎよくなった日本民族の姿である。



 二千年後の未来、白人の貴族を神と呼ばせる専制的な「イース帝国」がある。そこでヤプー:日本人は人類以下の畜生として見なされ、遺伝子操作や外科手術によって様々な畸形を加えられ「資源」として利用されている。それは、あたかもコンピューター内臓の家電のごとく知能と自意識を備えた、あらゆる家具調度品、ペット、果ては皮革用、食肉用として、である。要するに持ち主の面倒はかけず、常に有効、有用である為に最善を尽くして自己管理を行うという、ヤプーとはまことに繊細なはたらきをする、利用者には都合のいい道具・家畜なのである。
 また、あらゆるヤプー達は「白人に服従している」とは考えていない。ヤプーとしての誇りでもって社会に貢献している。ある者は便器として、ある者は椅子として、ある者は犬として。
 それぞれ決められた適正に沿って子供の頃から学校で神学、教養を身に付け職能訓練に励む。中でも大学を出て高いIQも備えた血統書付の者は貴族所有のエリートヤプーであり、最高の誉れとなる。そして何よりも、自分達の神妙な心がけと技能によってこそ、この神の世界は支えられているという自負がある。まさに帝国文化のにない手として、「美しいものを創りあげているのだ」という喜びで満ち溢れている。

 実際にどんな階級社会でも支配側は、被支配者からの支持、つまり彼等の自発性からくる服従をのぞめなければ階層が成り立たない。そのために宗教や伝統、道徳が精神的規範として大いにはたらいてきたのだが、しかし未だかつてこの「イース」ほど、それら規範をあくまで操作技術として周到に凝らすことに成功した社会はなかっただろう。それが可能であったのは、イース貴族は人民、ヤプーを従わせる「白神神話」について、いかににおのれに都合良く調子良く創られているかを、どこまでも自覚的に捉えて快楽・利便追求を止まないからである。
 しかしヤプー達はそうした白人側のごう慢さをも熟知しつつ、崇拝を惜しまない。もはや、「私は主人にどう思われているのだろうか」といった愛情不安にさいなまれる事もせず、ひたすらこの世界で繰り広げられる神話的美しさに陶酔している。そして与えられた「畜人論」や神学を我がものとしてより美学的に高めていく。


 
 奥野健男の第1巻解説によると、彼は雑誌「奇譚クラブ」で連載されていた当時(1957〜59年)ただ純粋に面白がって読んでたのに、その十年後、日本が高度経済成長を経てGNP世界第二位の先進国になって以降、「不愉快な日本人の劣等性が強調されていて不愉快」、となった心境の変化があったという。
 現在のいわゆる「歴史教科書問題」の中で、右派は日中戦争からの日本国への歴史的評価はこれまで不等に自虐的であった、と主張している。しかし、実際その「自虐的歴史教育」を受けてきた世代の多くは、かつての日本の「戦争犯罪」は古い世代における問題であって、同じ日本人でも高度経済成長以降に生まれ豊かさを享受する自分達を“自”虐しているとは思ってないのではないか。
 そんな一人である私はやはり、これを耽美小説としては読まなかった。奥野氏と同じく、不愉快なかつての日本人の「皇国の神話世界を生きる」生きざまと、それを受け継いで先進国の一員となった今を眺める、やはりそんな感じであった。

 読めば、イース貴族の嘲笑が聞こえない日はもう無いかも知れない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

おっかない文章

2006/09/16 23:44

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:不思議 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説下手なホラー小説よりよほど恐ろしい、というよりこんな世界観を作り上げた作者の思考形態に背筋が寒くなる。
一冊目を読む途中胸がむかむかし、気持悪くなり、この作者に対する殺意さえ感じたのに、なぜか読み続けるのを辞めることができませんでした。それだけのパワーというか歪みがこの小説にはあります。
戦後最大の奇書と評されるだけのことはあります。
書き方が古いため(文語体?)やや読みづらいので、マンガから入っていくのもいいかもしれませんが、江川さんのマンガより間違いなく小説には読みてを精神的に追い詰めるだけの迫力があります。
深夜一人で読むのは少々精神的にしんどいかもしれませんし、まちがっても幼いの少年少女に読ませてはいけません、人生観が変わってしまいます。
ですが自分の心をがっちり作り上げている大人にはこんな世界観を持った人物もいるんだということで一度読んでみることもいいでしょう。
くどいようですがこの本を買った場合保管場所には気をつけましょう、絶対に子供が読まないように手の届かない場所に・・・。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/09/23 00:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/10/05 02:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/12/19 23:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/05/27 18:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/05/26 05:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/01/21 21:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/11/30 16:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/01/23 03:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/20 19:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/09/15 10:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/11/30 23:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/15 01:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/02/14 19:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。