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エンジェル

  • 出版社:集英社
  • サイズ:20cm/286p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-08-775255-0

エンジェル

石田 衣良 (著)

  • 全体の評価 43件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,68048pt
  • 発行年月:1999.11
  • 発送可能日:7~21日

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商品説明- 「エンジェル」

夏の夜、自分自身の埋葬を目撃したゲームソフト会社のオーナー・掛井純一。何者かに殺され、「幽霊」として甦った彼は、失われた記憶と自らの死の謎の解明に挑むが…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「エンジェル」

石田 衣良

略歴
〈石田衣良〉1960年東京都生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社を経て、現在フリーランスのコピーライター、作家。「池袋ウエストゲートパーク」で、オール読物推理小説新人賞受賞。

ユーザーレビュー- 「エンジェル」

全体の評価
4.0
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2003/10/04 20:31

すばらしき死後の世界!!

投稿者:california(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

私がこの本を読もうと思ったのは、NHK−FMの『青春アドベンチャー』というオーディオドラマです。そこで放送されてこの本を買いました。初めてのハードカバーだったので財布も厳しい所もありましたが、『読むぞ!!』と言うのにも多少時間がかかりました。
目が覚めたら、自分が!! そして幽霊になると見えてしまうあの○○。石田衣良さんの世界はおもしろいな〜と思いました。
最近では文庫本になったようで、とても嬉しい限りです。

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2002/02/08 15:42

単なるミステリーじゃない

投稿者:楓 (男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 何者かに殺され幽霊になってしまった青年実業家・掛井純一(30歳)。犯人を捜し始めた彼は美しい女優と出会い、恋に落ちてゆく。しかし、自分が巻き込まれたその事件の意外な真相とは…。
 『池袋ウエストゲートパーク』で衝撃デビュー以来、その時代を読み取る鋭利な感性で高い評価をうけている石田衣良氏の長編小説。ジャンルとしては、ミステリーと言うことになると思うのだが、生臭い感じも、謎ときめいた複雑な感じもない。理路整然とした文章の中に、唐突にドキッとさせるような超現実的な言葉を混ぜて語られる物語には、1ページ目から引き込まれる。



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2001/08/09 23:35

死後の幸せ

投稿者:YASU(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 “和製GHOST”などと言ったら、あまりに短絡的すぎるだろうか。
 物語は、主人公が魂だけの存在となってしまった時点から始まる。自分が何者かによって埋葬されようとしている瞬間、その上空で目覚めた主人公は自分の死の謎を追いはじめる。母との別れ、幼年期の彼自身の戦い、資産家の父との確執、親身になってくれた弁護士との交流、家を離れてからの生活。それらを追体験しながらも、最後の肝心な部分だけはどうしても思い出せないジレンマ。そんな自分を探す旅の途中、やがて彼は今更、到底報われるはずのない恋に落ちる……。

 彼がたどる軌跡を通して、“エンジェル”という言葉に色々な意味が浮かび上がってくる。一つには、主人公の存在。後に出てくる業界用語。そして彼が決断した最終的な選択。
 この作家の描くストーリーはいつもシビアなものが多いが、それでも最後には必ず全てを受け入れられるような優しい気持ちになれる。要は、主人公がみな大らかな視野、周りに対する優しい気持ち、そして自分自身の進み方を選択する力を持っているということだろう。ある意味、そんな強い力が欲しくて、少しでも味わいたくて、私はこの作家の作品を読み続けているのかもしれない。

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