僕らの夏 (集英社文庫 おいしいコーヒーのいれ方)
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- 税込価格:400円(11pt)
- 発行年月:2000.6
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ユーザーレビュー- 「僕らの夏」
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2005/03/01 19:32
男の成長の仕方
投稿者:KAZU(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズは現在8巻まで出ており、その先は村山由佳さんのHPで月に二回ウエブ連載中である。村山ファンの僕は当然アップTOディトで、彼ら(かれんとショーリ)の成り行きをハラハラしながら見守っているのであるが…
そんな長期連載の中で、どれか一つだけお気に入りをあげるとすると、本書「僕らの夏」。一巻の「キスまでの距離」を読み終えて、その続きの本書をソワソワしながら開いたときの、予期せぬ(?)場面。悩み多くも爽やかな二人のやり取りの緊張感と安堵感。本書は本当に良くできている。
実は、待ちに待った「天子の梯子」の感想を(既に3分の2を読み終えたところで書評を投稿してしまったので)投稿することができなかったので、ここに主人公たちを関連付けて書かせてもらうが…
ショーリも「天使の梯子」の歩太も、料理ができ、年上の女性(といっても年下に見えるし、あまり料理は得意でない)を好きになるのである。このシリーズの結末だけはハッピーエンドを願っているが、もし「天使の卵」のように理不尽な悲しい結末でも、ショーリは「天使の梯子」の歩太のように精神的にもたくましい男に成長してゆくのだろうと思えてならない。
逆に、村山由佳さんには、(「天使の梯子」のようなキツイ状況を克服したあとの歩太のような成長の仕方とは)違った成長をショーリを通じて示してもらいたいと思っている。







