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まあじゃんほうろうき(竹書房文庫ギャグザ・ベスト) 2巻セット
- 税込価格:1,239円(11pt)
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紙の本
魅力的な作者像
2009/11/03 09:43
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
まあじゃんほうろうき 上・下 西原理恵子 竹書房文庫
わたしは、18歳から27歳までの長い間、一人暮らしをしていました。夕食は仕事を終えた後、雀荘(じゃんそう)で食べていました。結婚した時に、雀荘のおばあちゃんが、もうここへは来てはいけないとわたしを諭(さと)しました。以来、雀荘へは行っていません。その後、こどもたちが大人になって手がかからなくなったので、当時の友人たちと泊まりで年に数回、卓を囲みます。とても楽しみにしています(念のため、賭けていません)。そこで、この本の感想となります。
作者は麻雀に向いていません。実生活をさらけだすのは私小説のようです。書き遅れましたが、これはマンガの本です。ただ、プロにしては絵が上手とはいえません。
役満(やくまん、いちばん大きな点数)のお話が多い。わたしも役満は好きです。去年は、大三元(だいさんげん)を上がりましたが、今年は、スーアンコウ単騎待ちに打ち込みました。それも、相手がリーチをかけていて、ドラ単騎で待っているものに振り込みました。作者とわたしのまあじゃんに関する精神的、そして技術的レベルの差は、それほどありません。
マンガでは、作者の喜怒哀楽が直線的に表現されています。20年前の本になります。印税を得て、博打(ばくち)で使い果たしたようです。以前読んだ同著者の本には、10年間で5000万円を失ったと記してありました。作中に借金話がたびたび登場するのですが、賭けの負けは借金には該当しないと思う。もともと非合法的な金銭です。されど、その世界で生きていくためには、返済しなければならない金銭なのでしょう。続けて、下巻を読んでみます。
下巻を読み終えました。中盤から後半にかけては、ネタ切れなのか面白くありませんでした。文字数が多く、文庫で文字が小さいので、電車の座席で読むのにはつらい。中盤以降は流し読みでページをめくるだけになりました。
作者の顔写真を見たらマンガとは違って、美人だったので、予想をくつがえされました。
わたしが10代の頃に読んでいた麻雀月刊誌に登場していたプロ雀士の何人かがこのマンガに出てきます。なつかしい。あれから30年が経過しましたが、今も現役で頑張られているようです。
中盤に台湾旅行編があり、楽しい内容となっています。台湾について、もっとたくさん描けばよかったのにと残念でした。
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確かに師匠やばいかも
2001/02/21 15:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はマージャンを覚えて一年になる。その間にマージャン関係の本や漫画を読みまくった。でもベストなのはこれ。(ただこの本を読んでも決してマージャンはうまくならない。)
最初のページに「この漫画もとでかかってます」とあるが、読んでいくうち、西原さんのことが本当に心配になってしまう。
点数は数えられないのはもちろん、タンヤオすら誤解している。もうめちゃくちゃである。マージャンでなくただの絵合わせゲームになっていはしないか?
師匠と呼んでいる人がいるのだが、その人も結構ひどい。「即リー全突っ張り」の方針を西原さんに教え、自分は西原さんからあがるあがる。
というわけでかなり楽しい本。マージャンをやる人なら絶対笑える。