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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い刑事スークはどんどん追い込まれ行きます。グリマーさんは超人シュタイナーに変身してしまう。スークの正気と一時取り戻した「認知症のお母さんがスークと対面するシーンは感動しました。
紙の本
実験資料を巡る攻防
2002/07/29 00:38
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投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
信頼していた上司が殺されたことから警察内部に旧チェコスロバキア秘密警察出身者がいることを知った新米刑事・スーク。信頼を裏切られいったい何を信じてよいのか分からなくなっていたが、容疑をかけられたグリマーのことは信じていた。だが、新たな殺人がきっかけで今度はスークに容疑がかかることに・・・。女装して巧みにスークに近づくヨハンが怖い第11巻。いくらキレイだからといって男でそこまで妹のニナにそっくりなほど美人に化けれるものなのか?夜しか現れないから誤魔化せるのか・・・ちょっと疑問に思ってしまった。
紙の本
心理的な恐怖
2002/07/05 12:30
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投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪物ヨハンを追う道中で、テンマが知り合った記者グリマー。
彼は、511キンダーハイムという、怪物(ヨハン)を生み出した施設の出身者だった。
彼が語る、施設の恐ろしさにぞっとします。
奇妙な授業で毎日毎日、自分の記憶が薄れてゆく。
自分の名前さえ忘れてゆく。
その中で、子供たちの間で、友達に自分のことを話し、自分のことを覚えていてもらうことが流行ったという。
グリマーは自分の名前も思い出せないのに、友達の名前は覚えていた……。
実際に、そんな施設があったなら、と思うとぞっとします。
この作品には、たくさんの惨殺シーンも描かれていますが、それよりも、ずっと恐ろしい、心理的な恐怖が描かれている、そこにこの作品のすごさを感じます。
紙の本
深い闇11
2001/06/05 13:53
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投稿者:かいぶつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テンマはプラハで3匹のかえるが描かれた看板のアパートを見つけた。そこで、近所の住民から、かつて女性と双子の子供が住んでいたことを知らされた。さらにそこでチェコの秘密警察の事とナゾの火災があったことも聞かされる。
その頃、地元刑事のスークとグリマーはペドロフの残したテープを聞くのだが、中身は一体?。
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▼MONSTERクロニクル▼第1話/二つの闇▼第2話/怪物の残像▼第3話/録音再生▼第4話/接点▼第5話/死角▼第6話/超人シュタイナーの思い出▼第7話/ココアの記憶▼第8話/悪夢の扉▼第9話/一番怖いもの●登場人物/天馬賢三(脳神経外科医。無実の罪に追われながら“ヨハン”を追う)、ヨハン・リーベルト(テンマが命を助けた双子の兄、悪の根源?)、ニナ・フォルトナー(“ヨハン”の双子の妹で、兄の命を狙う)、ルンゲ警部(ドイツ連邦捜査局の警部。ヨハンはテンマの別の人格だと思っている)●あらすじ/ヨハンの出生の秘密を探るためチェコ・プラハを訪れたテンマは、運命の双子が生まれ育ったという3匹のカエルの看板のある家を探し出す。一方、ヤン・スークはいきつけのバーで、ニナを相手に事件の話をしていた。そしてグリマーから預かっている銀行の貸し金庫のカギのことをもらしてしまう。だが、ついさっきまでスークが話していたニナが実は…(第1話)▼ゼーマン警部の殺害に続く、署長以下計3名の毒殺。チェコ警察を揺るがす2つの事件の後、新署長も派遣され、とりあえず落ち着きを見せるプラハ署。そのいずれにも深く係わっているスークは尾行をつけられる。そうとは知らず、事件の重要参考人であるグリマーと落ち合った彼は、貸し金庫のある銀行へ向かう。その中には、一本のカセットテープが…(第2話)●本巻の特徴/ウィスキーボンボン、筋肉弛緩剤… まったく同じ手口で惨劇は繰り返される。一度目はテンマ、そして2度目はスークが… そしてテープに隠された511キンダーハイムの謎を追い、テンマとグリマーが行動をともにする。●その他の登場キャラクター/ヤン・スーク(プラハ署の新米刑事、殺人の疑いをかけられ指名手配中)、グリマー(フリーのジャーナリスト、511キンダーハイムの謎を追う)、カレル・ランゲ大佐(旧チェコスロバキア秘密警察の大物)
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病院内での白い巨塔(権力闘争)、猟奇殺人、医療倫理、幼児虐待、東西冷戦構造…。重いテーマと重いミステリーを絡めに絡めた、深い深い物語。これぞまさに大人の知的好奇心をくすぐる漫画と言えるのではないでしょうか。緻密な構成と格好良すぎの一話一話の終わりかたに、改めて全18巻を読み返すたびに唸らされます。
物語に直接は関係ないけれども、グリマーさんの一言「夜のプラハの街って、まるで、おとぎの国みたいだ」が、やたらと印象的です。
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図書館の本
出版社 / 著者からの内容紹介
ウィスキーボンボン、筋肉弛緩剤… まったく同じ手口で惨劇は繰り返される。一度目はテンマ、そして2度目はスークが… そしてテープに隠された511キンダーハイムの謎を追い、テンマとグリマーが行動をともにする。
キンダーハイム511でヨハンがなにをされたか、ヨハンがなにをしたか?だなぁ。
テンマの行動と、リナの行動と。。。。
目が離せなくなってきました。
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偽ニナ(アンナ)は実はヨハン。
双子っていっても、変装でそこまでは・・・
「3匹のカエル」にても、大した進展なし。
テープは、もっと物語の確信に迫るものだと思っていた。
テンマと同じように追われる側になったスーク刑事。
511出身のスパイ・グリマーともども頑張ってほしい。
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読書録「MONSTER11」4
著者 浦沢直樹
出版 小学館
p154より引用
“話では、そこは素晴らしい環境だった……
……
過去のある子達を、将来の共産主義を背負っ
て立つエリートに育てあげる理想的な教育の
場……”
目次から抜粋引用
“二つの闇
怪物の残像
録音再生
悪夢の扉
一番恐いもの”
天才的技術を持つ脳外科医を主人公とした、
長編サスペンス漫画。
ヨハンとニナの過去を追い、チェコのプラ
ハにやって来た主人公・テンマ。三匹のカエ
ルの看板の下、当時の様子を知る現地人から
話を聞くが…。
上記の引用は、甥を実験施設であった孤児
院に入れるための手続きをした、元将校の言
葉。
表向きの美辞麗句や見た目に乗せられて、台
無しになってしまわないように、大事な事は
慎重に進めたいものです。
この巻から、あらすじと人物相関図が巻頭
に付いています。長編でなおかつ複雑な人間
関係は、全て覚えながら読むのは難しいので、
とてもありがたいものです。
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ウィスキーボンボン、筋肉弛緩剤… まったく同じ手口で惨劇は繰り返される。一度目はテンマ、そして2度目はスークが… そしてテープに隠された511キンダーハイムの謎を追い、テンマとグリマーが行動をともにする。(Amazon紹介より)
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何てことだろう、グリマーさんも511キンダーハイムの出身だなんて。女装するヨハン。一目見て気づかないほどの綺麗なヨハン。なんかそういう姉弟おったよね?誰か忘れたけど…テープの声が上書きされてる演出などかなり怖い、痺れる。実写の映画を浦沢先生にとって欲しい、あるいは連続ドラマか。凄い面白いドラマが出来そうな気がするけどな、気になる引っ張り方は漫画家の先生は上手いように思う。
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相変わらずどんでん返しの連続で話しを延ばしつづけているけれども、いい加減延ばしすぎなんじゃないかという気もしてきた。一体どれだけの驚くべき種あかしがこの先なされるのか楽しみだけれども、作者はそこまで先の展開を考えずにいきあたりばったりに話しを進めているんじゃないかという心配も出てくる。
そういえば、「ドラゴンヘッド」の続きはどうなってしまったのだろう・・。この作品には「ドラゴンヘッド」と同じ道をたどってほしくない。
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何なんだろう
必ず
前にいる。
追いついたと思ったら
まだ掌の上にいるような感じ
どちらが先に気付くかの勝負の中で
また一つ競り負けてしまう
どこにでも感じる存在