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ニュー・ニュー・シング

  • 出版社:日本経済新聞社
  • サイズ:20cm/366p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-532-16360-9

ニュー・ニュー・シング

マイケル・ルイス (著), 東江 一紀 (訳)

  • 全体の評価 34件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,890ポイント:18pt
  • 発行年月:2000.8
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商品説明- 「ニュー・ニュー・シング」

先の先を行くアイデアを次々とビッグビジネスに仕立て、巨万の富に変える現代の魔術師、ジム・クラーク。怒濤のようなIT最前線でひときわ輝きを増す男の魂を描き、時代精神を浮彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「ニュー・ニュー・シング」

マイケル・ルイス

略歴
〈ルイス〉1960年ルイジアナ州生まれ。プリンストン大学で美術史を専攻。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学の修士号取得。著書に「マネー・カルチャー」など。

関連キーワード- 「ニュー・ニュー・シング」

ユーザーレビュー- 「ニュー・ニュー・シング」

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2000/11/20 00:48

起業家の先にあるもの

投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る

 SGIからネットスケープ、さらにヘルシオン(この企業はよく知らないな)を作った男ジム・クラークの本。80年代の宇宙の中心、投資銀行を描いたマイケルルイスが、90年代の中心、コンピュータ産業について語っている。

 だいたいドットコム企業ひとくくりの悪い病気はまだ健在みたいだね。持ち上げる時は持ち上げて、落とす時はとことん落とす。詳しくは

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2001/04/09 00:28

ジム・クラークは何をしてきたか

投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 シリコン・グラフィックス、ネットスケープ、ヘルシオンと3つの会社を次々に起こし、成功させてきたジム・クラークが何を考え、どう行動してきたかの記録。成功させてきた、ということ自体には若干の、いや、かなりの疑問をもたざるをえないのだが、何億ドルもの企業価値をもつ企業にしてきた、という意味では成功と言えるのだろう。
 シリコン・グラフィックスはあきらかに世の中で成功した企業であるが、クラークとしては失敗である。それは、自分自身には金が残るようにしなかったからであり、結局、自分が雇ったCEOから追われる様にして会社を去ることになってしまった。そこで、あたらしい、ビデオ・オン・デマンド(もしくはデジタルテレビと言うべきか、ちょっと早かった)の構想をぶちあげ、MSもオラクルもそこに熱狂させた挙げ句、自分はネットスケープをさっさとたちあげ、今度は自分や技術者に金が残る様に考え、成功させ、莫大な金持ちになる。そして、ネットスケープが傾く、ことを感じ取ると、すぐに、次のヘルシオンを立ち上げる。バブル崩壊に近いところでIPOに失敗しそうになるが、いったん延期のあと危うく成功。いったい、この企業は今もって、成功しているようには見えないが、どうなっているのだろうか。ヘルシオンのビジネスモデルはこの本の記述を見る限りまったく不明確。他の成功した二つの企業については、私は知っているから分かるものの知らない人が読んで分かるとは思えない。
 ただ、ヘルシオンを立ち上げる際の技術者引き抜きのテクニックは参考になる。やはり、会社を一つ立ち上げるのはそう簡単には行かないし、きれいごとで行くはずもない。技術者をいかに引き抜くかは最重要事項なのだろう。
 ビジネスに関する丁寧な記述が少ない。実際に、クラークは夢中になっていたのだろうが、ヨットに関する記述ばかりが目立ち、いま一つ理解しにくい点が多く不満。

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2001/01/30 08:45

起業について

投稿者:FROM - この投稿者のレビュー一覧を見る

 分厚さの割に内容は薄い。
 この本はジム・クラークについての本であり、ジム・クラークは起業家としては非常に優れた目を持っていると思う。しかし、この本に限って言えば、著者であるマイケル・ルイスがエンジニアでない為か、エンジニアが読むには物足りない。ジム・クラークと一緒にいた数日間の日記をそのまま本にしただけという印象だ。

 実用書として読めない上、盛り上がりが無いだらだらとした「日記」である為、小説として読んでも面白く無い。

 何かを得ようとしてこの本を手にしても時間を無駄にする事になるだろう。

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2001/01/31 17:45

『ニュー・ニュー・シング』の魅力とシリコンバレーの本質(1)

投稿者:梅田望夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

*この書評はBizTech eBusinessに連載中の「シリコンバレー最前線」からの転載です。


 本欄でマイケル・ルイス著「ニュー・ニュー・シング」についてご紹介してから約1カ月が過ぎた。

 前回の寄稿では、読者の皆さんにあまり先入観を持ってもらいたくなかったので書かなかったのだが、私が「ニュー・ニュー・シング」を推薦したのは、著者ルイスが「シリコンバレーの中核に渾然一体として存在しているとんでもなさと尽きぬ魅力を、ジム・クラークという人物を通して描ききることに成功している」と感じたからだった。

 ただ、その話をする前に、この1カ月を振りかえってみれば、私の友人や本欄担当の山岸君から感想文をもらったり、eコマースに関するメーリングリスト上で議論されている内容を読んだりして、大変面白かった。

 サンプル数はそう多くなかったが、この本についての感想が、真っ二つに分かれていたからだ。山岸君を含む二十代の人たちからの評判はあまりよくなく、私と同世代または少し上のシリコンバレー通の人たちからは、逆に圧倒的な支持を得た。

 山岸君の分析によれば、彼自身を含む不満派のポイントは、

(1) 多くの日本人にとってはジム・クラークもハイペリオン(ジム・クラークのヨット)も特別ではない。特にIE登場以降にインターネットを使い始めた多くの若い世代にとっては、ネットスケープやジム・クラークについて強い思い入れがない。

(2) だからなぜこの本がジム・クラークとハイペリオンに執拗にフォーカスするのかがわからない。

(3) むしろ、ネットスケープとインターネットエクスプローラーとの競争やマイクロソフトの独禁法違反訴訟、ヘルシオンなどインターネット史上の大事件の数々についての描写が中途半端で概要がつかめないので、結局この本は何が言いたかったんだという不満を抱かせる結果となっている。

の3点だという。

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