- 出版社:国書刊行会
- サイズ:20cm/314p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-336-04246-2
悪党どものお楽しみ (ミステリーの本棚)
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- 税込価格:2,520円(72pt)
- 発行年月:2000.11
- 発送可能日:1~3日
- 本
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商品説明- 「悪党どものお楽しみ」
元プロの賭博師ビル・パームリーが腕利きいかさま師たちと対決、巧妙なトリックを次々にあばいていく。豊富なアイディアとユーモアに彩られた異色連作短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「悪党どものお楽しみ」
パーシヴァル・ワイルド
- 略歴
- 〈ワイルド〉1887〜1953年。アメリカ、ニューヨーク州生まれの劇作家。ヴォードヴィル用の一幕物を得意とした。ミステリーも執筆し、著書に「検屍裁判」などがある。
ユーザーレビュー- 「悪党どものお楽しみ」
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2001/01/18 20:33
ミステリーコーナーより
投稿者:西上心太(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
国書刊行会の新しい叢書「ミステリーの本棚」の1冊である。好評の「世界探偵小説全集」と違い、こちらは短編集を中心としたシリーズで、その中でも本書は、エラリー・クイーンが選んだ傑作短編集リスト「クイーンの定員」中、もっとも稀覯本という評判の作品集である。しかし本書の価値はその珍しさだけでなく、現代に通じるその内容にある。
主人公は元賭博師のビル・パームリーだ。18歳で家出し、いかさまポーカーでアメリカ全土を歩き回った男である。ある時そのいかさまがばれ、ビルはほうほうの体で町を逃げ出す。足が思わず向いた先は、6年前に捨てたはずの故郷だった……。
オー・ヘンリーを思わせるホロリとする人情話で本書の幕が開く。やがていかさま師のカモにされかかっていた富豪のトニーを助けたことがきっかけで、トニーをワトソン役に、さまざまないかさま師の手管を打ち破っていく姿が描かれる。
人をだます手段の多様性と、それを見破る意外な方法というコン・ゲーム小説の面白さはもとより、作品の背景である狂乱の1920年代をクールに見つめる作者の姿勢もはっきりと窺うことができる傑作集である。







