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紙の本
金融システムの経済学 社会的共通資本の視点から (Economic affairs)
著者 宇沢 弘文 (編),花崎 正晴 (編),日本政策投資銀行設備投資研究所 (編)
制度資本としての金融システムに焦点を当て、日本の金融システム不安の問題や欧米における経験、近年のアジア金融危機の状況などを分析し、金融システムの管理に関する問題点を浮き彫...
金融システムの経済学 社会的共通資本の視点から (Economic affairs)
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商品説明
制度資本としての金融システムに焦点を当て、日本の金融システム不安の問題や欧米における経験、近年のアジア金融危機の状況などを分析し、金融システムの管理に関する問題点を浮き彫りにして、望ましいあり方を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
社会的共通資本と金融制度 | 宇沢弘文 著 | 1-22 |
---|---|---|
日米金融危機のクロノロジー | 花崎正晴 著 | 23-54 |
日本の金融危機から何を学ぶか | 堀内昭義 著 | 55-82 |
著者紹介
宇沢 弘文
- 略歴
- 〈宇沢弘文〉日本学士院会員。
〈花崎正晴〉一橋大学経済研究所経済制度研究センター。
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2000/12/10朝刊
2000/12/26 15:31
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
金融制度を一つの公的な社会資本としてとらえ、その安定には専門家による理性的な管理が不可欠だと主張する。金融の「失敗の歴史」を理論的に検証することで、日本の官僚主義や米国の市場主義の限界を明らかにしている。
自由競争モデルが浸透した今日、当事者の職業倫理などに期待するケインズ流の見解には反発も予想される。ただ、社会運営に人間の理性をどう介在させるかは経済学の永遠のテーマだ。ここ十年劣勢に立たされていた分野から新しい潮流が生まれつつある。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000