- 出版社:チクマ秀版社
- サイズ:21cm/267p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8050-0373-1
坂口尚短編集 第1巻 午后の風
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- 税込価格:1,680円(48pt)
- 発行年月:2000.12
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ユーザーレビュー- 「坂口尚短編集 第1巻」
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2003/05/11 17:23
「ほんとうに『はばたき』(「午后の風」収録作品)が好きですねぇ…」と言われる事がある。
投稿者:さとぴー(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
'78年'79年は坂口尚の漫画家としてのカムバックの年だった。
坂口尚は24時間スペシャルアニメ「バンダーブック」「マリンエクスプレス」「フウムーン」等手塚プロのアニメーターとして活躍しながら同時進行でマンガ作品を発表していた。その時期の作品を主にあつめた単行本がこの「午后の風」だ。
「シリーズ午后の風」と同時期に発表された作品を中心に全16編の短編で構成されている。
「野の花」の冒頭のカラー頁、「おるごおおる」のカラーページの再現や4ページすべてがカラー作品「はばたき」の初収録等が話題となった。
「ほんとうに『はばたき』(「午后の風」収録作品)が好きですねぇ…」と言われる事がある。
4ページしかない短編作品である上に、セリフもない。
なのに何度読んでも余韻にひたれる作品なので、繰り返し読んでしまう。
作品が良くないからではなく、おそらく全編がアクリル絵の具で描かれたイラスト風の構成だったために、これまで単行本に収録されず埋もれてきた作品なのだと思う。
こうした未収録作品を初収録し、原画が痛みがひどくならないうちに綺麗に印刷して残しておきたいという本作りをめざしているようなので、「ああ、また復刻本か…」という意見を聞くことがあるのだけれども、復刻だけではないように感じている。
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2002/08/23 20:07
一生大切にしたい本
投稿者:瀬名秀明(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
清涼感溢れるカバーを取り外すと、フルカラーによる坂口の繊細なイラストが現れる。ウェブ書店の書影ではその仕掛けと美しさが伝わらないのが残念。収録作の「はばたき」や「ぶううめらぁん」シリーズなど、台詞もマンガ的な効果線も使わずに“世界”の 驚きを切り取ってみせるショートファンタジーには、ぼくも大きな影響を受けた。短編「たつまきを売る老人(おとこ)」は坂口尚の魅力が凝縮された傑作。一生大切にしたい本だ。
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2002/04/03 01:22
ダイナミックな動きのある漫画
投稿者:真宏(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミックポエジーとは、うまく言ったもので、坂口さんの短編は本当に詩的なのです。それでいて、ダイナミックな動きを感じさせるあたり、やっぱりアニメーター出身の漫画家さんなんですねー。もう新作が読めないのは、本当に残念です。
地味な表紙ですが、カバーをとると、カラーのイラストが現れるという凝った作りになっています。ぜひ、手にとってご自分の手と目で、確かめてくださいね。



