キノの旅 the Beautiful World 3 (電撃文庫)
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- 税込価格:515円(14pt)
- 発行年月:2001.1
- 発送可能日:1~3日
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ユーザーレビュー- 「キノの旅 the Beautiful World 3」
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2011/01/31 09:13
英語のタイトルもよく練られています。
投稿者:金曜日のらいおん(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間のキノと言葉をしゃべるエルメスの旅を綴った短編集。
このシリーズの話を読んでいると、常識や物事の考え方はしみじみ環境に依存するのだな、と思います。自分の常識や考え方が、自分の属している社会や組織に染まり、いつのまにか偏向していることを実感するのです。
さて、今はもう10巻以上出版されている本シリーズですが、中でも一番印象の強かった話を紹介します。
この第3巻の「城壁のない国」です。
この話に出てくるラウハーという男性が強烈な印象でした。淡々とした口調、謎めいた仕草、その行動、全てが伏線であり、最後にああそうかとその行く末を納得とともに見守ってしまいます。
単発のキャラなのに、これだけ魅力的なんて素晴らしいと思います。
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2001/01/22 20:44
いい事ばかりの未来じゃないけれど
投稿者:にむまむ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編連作の三冊目で続けて読んでいくと、旅と位置付けられている出来事一つ一つがなんとも身近に感じられたり、エルメスとの会話も更に生きてくる。自分の精神の不安定さが微妙に出ていて不思議な感覚で読み進められる。訪れる国の数々は、揺れ動くキノにとっては常に選択判断の連続で、どちらを選ぶにしても旅の道を決めるようなもので、不思議な世界観と主人公を旅人にする事でいくらでも展開を広げていける(但し うまく展開していけるかは作者の力量ですが)。目的を見つける事が出来ないでいる今の若者達に重ね合わせて行くと、更に旅先でキノの出遭った人々の言葉が生きてくるし、読み手も共感を覚えられる。キノの旅は少年の経験と冒険で作られていて、これからも期待できる作品でした。







