無限の住人(アフタヌーンKC) 29巻セット
沙村広明 著
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- 税込価格:15,804円(451pt)
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ユーザーレビュー- 「無限の住人(アフタヌーンKC) 29巻セット」
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2003/11/05 18:09
極悪人なら最後まで
投稿者:ピエロ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
体に血仙蟲という虫を寄生させ、不死となった男、万次。親の仇を討つという少女、凜に用心棒として雇われ、「逸刀流」の面々と壮絶な戦いを繰り広げる、SFもちょっと入った痛快時代劇。
虫のせいで死ぬことのできない辛さ、永遠に生きねばならない虚しさを時折り見せたりするものの、そんな辛気臭いことはこの際どうでもよく、血が飛び散り首や手足が宙を舞う迫力ある戦いを楽しめばそれでよし! グロさよりも痛快さが先にくるのは万次や凜の人物造形がうまくできているからでしょう。敵である逸刀流の一味も「勝てばよし!」という連中だけあって、日本刀などまともな武器の使い手は少なく、今度はどんな得物で立ち向かってくるのかと楽しみです。
ただ一つ残念なのが、逸刀流の統主である天津影久が、はじめはとても極悪人に見えていたのが巻を重ねるごとに人間的魅力と弱さを見せはじめ、なかなかいいヤツに思えてくること。極悪人なら最後まで極悪人、悪の華を咲かせてもらいたく思うのは私だけでしょうか?
何はともあれ、今後がとても楽しみです。
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2002/10/12 01:46
時代劇
投稿者:あばたえくぼ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
パラレル時代劇です。灰汁のあるキャラクターと線画で描かれた絵の迫力は随一です。お話は少女の仇討ちを手伝うと言う単純な話ですが、キャラの思想や過去などがお話に味を持たせています。とりあえず主人公は死なないので毎回出血死するほど血を流して敵を倒します。仇討ちの少女は世間知らずなので最初は立場や思想様々な人間模様で悩みますが後半は世間の荒波に揉まれて痛い目に遭います。
基本的にハードなお話ですが合間合間の日常によって作品の空気が現実感から離れすぎることは無いのがいい感じです。一話で教会が出てきたりしますが、後は無理のない江戸時代を書いています。集めて並べて読む価値が確実にある名作です。
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2001/06/12 23:31
時代劇風・格闘系・硬派漫画。
投稿者:nokia(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうこれは、時代劇風・格闘系・硬派漫画。ほとんど線のみによって構成されている絵柄からして、時代劇風です。擬音に当て字を使うという過剰なまでに意識された技法、親の敵討ちという典型的な筋などはいわば「時代劇」を描くための道具だて。
時代考証もなされているようですが、そんな中に不意に垣間見える(重ね描かれる)「現代」性が楽しいです。史実に関連しているわけでもなく、ある種のパラレルワールド的なプロットに描かれる人間模様は、現代の感性を江戸にタイムスリップさせたファンタジーであるともいえます(5巻までを読んだ感想です)。







