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ソ連・ロシアの原子力開発 1930年代から現在まで

  • 出版社:東洋書店
  • サイズ:21cm/63p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-88595-336-7

ソ連・ロシアの原子力開発 1930年代から現在まで (ユーラシア・ブックレット)

藤井 晴雄 (著), ユーラシア・ブックレット編集委員会 (企画・編集)

  • 全体の評価 41件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:63018pt
  • 発行年月:2001.3
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明- 「ソ連・ロシアの原子力開発 1930年代から現在まで」

80年代後半から次第に明らかになってきた、旧秘密都市を含めたソ連・ロシアの核開発競争の実態と現状を解説する。【「TRC MARC」の商品解説】

関連キーワード- 「ソ連・ロシアの原子力開発 1930年代から現在まで」

ユーザーレビュー- 「ソ連・ロシアの原子力開発 1930年代から現在まで」

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2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2012/01/23 22:19

高コスト・パフォーマンス

投稿者:消印所沢(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中村政雄『誰も知らなかったソ連の原子力』のクロスチェックのため,類書を探していて辿り着いたのが本書.
 ソ連・ロシアの原子炉の歴史,現状を概述した一冊.
 冷戦時代からの2大核保有国であるソ連と言う国家の性質上,本書の中身も軍用炉・研究炉が主であり,商用炉に関する記述は,原子力砕氷船「レーニン」のそれを含めても,p.39-48,58-59,62の計13p,20.63%に過ぎず.
 一方,当方のお目当てである原潜に関する記述は,7.2節の2p(p.59-60).
 他の一,二行程度の原潜関連記述があるページ(p.24,29-30,57-59)を含めると,計8pとなる.
 ただし前者は,大雑把な概要のみ.

 以下,当方にとっての要保存箇所:
 ルイセンコの嵐(p.7)
 核分裂のため,ウランを確保すべきとする,クルチャートフの提言(p.10)
 フロリョフの手紙のインパクトは不明(p.12)
 レニングラードから脱出するサイクロトロン(p.14)
 ドイツで接収したイエローケーキ約100t(p.15)
 囚人を動員しての建設(p.18)
「いかなる状況下にあろうとも,水を絶やしてはならない」(p.18)
 大いに参考とされた,スマイス報告やグッドマンの著書(p.16-17,20)
 操業初期の大量被曝(p.21)
 ウラル核惨事(p.21)
 多くの臨界事故(p.22)
 原爆製造拠点,アルザマス-16(p.22)
 主要研究施設(p.24-38) 旧秘密都市の冷戦終結後の,生き残りの模索に涙.
 1号炉の誕生(p.38,42)
 開発当初から想定されていた核燃料サイクル(p.39)
 ロシアの将来計画(p.47)
 サイクル事業(ただし,殆ど社名のみ)(p.50-55)
 船舶用燃料製造・再処理施設(p.54-55)
 「レーニン」号が退役することになった,船体磨耗(p.58)
 主要な核事故(p.61-63)

 図表,写真も比較的多く,多くても図表が数個程度のwikipediaは,その点だけでも比較対象にもならず.
 また,同書は「写真の出典」(p.63)から推測するに,少なくとも半ダース以上の海外文献を参考として記述されており,費用対効果で謂えば,かなり高し.
(半ダース以上の海外文献を,自分で集め,それらを読んで自分で纏めることを考えてみよう)

 ただし,スドプラトフの本などから推測するに,原子力開発に関して諜報機関の果たした役割は,相当大きかったはずだが,p.12,15-16,22-23に,ごく簡素に述べられているに過ぎず.
 そこだけが残念.

 買え.
【関心率71.43%:全ページ中,手元に残したいページがどれだけあるかの割合.当方の価値観基準】

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