Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)
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- 税込価格:599円(17pt)
- 発行年月:2001.7
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ユーザーレビュー- 「Missing 神隠しの物語」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2002/06/09 17:42
文章の美しさと豊富な語彙も魅力
投稿者:めびうす(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー小説としては今1つ怖さにかけた気もするけれど、途中ではいるあやめの歌など、魔性の魅力に満ちた文を連ねた物語で読み応えのある本だったと思います。只キャラクターに偏りというか、空目、俊也、亜季に対して武実、稜子ぞんざいに扱われているという感は否めませんでした。はっきりと出来る出来ないが区分されていて、後者2人は何となくお荷物と思えてしまうのが2人のファンとしては残念です(3〜5で彼らの必要性や活躍が見られますが、1単体を見る時にはそれは除外します)。後半部分が少し焦っているような雰囲気があった事も、少し気になりました。
けれど、これは初作品にしてはとても完成度の高い作品だと思います。イラストに惚れたとかではなく(それも有りますが)、純粋に次が楽しみだなと思えるものでした。
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2001/08/09 00:04
もっと深く書いて欲しかった
投稿者:さとる(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
第7回電撃ゲーム小説大賞最終選考に残った著者の、書き下ろしデビュー作。
常に黒づくめの格好をし、その態度とオカルトに精通していることから魔王陛下と呼ばれる空目恭一。彼があやめという不思議な雰囲気をまとった少女と出会うことから事件は始まる。やがて少女と共に姿を消した恭一。その現場に立ち会った友人たちは、神隠しに遭った恭一を救い出すべく、動き出す。
文が下手というわけではないが、少々インパクトに欠けるという気がする。表面をなでているような感じがして、どうも奥が見えてこない。雰囲気は悪くないので、もう少しひとりひとり、エピソードのひとつひとつを深く掘り下げていってくれればよかったのにというのが個人的な意見である。
空目のキャラが意外と弱かった。彼とあやめのやりとりをもっと深く書いて、空目というキャラに血肉をつけていけば、もっと読者に印象付けられる作品になったのではないかと思う。便利キャラなどが少々見られるので、そのあたりももう少し上手く処理して欲しかったでしょうか。
今後伸びていく可能性がある作家だとは思う。もっと深く掘り下げて、生身の人間を感じられる作品を書くようにしていってくれればと思います。新人の作品としてはなんとか及第点でしょうか。







