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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 13件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.10
  • 出版社: 扶桑社
  • レーベル: 扶桑社文庫
  • サイズ:16cm/588p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-594-03264-7
文庫

紙の本

妖異金瓶梅 (扶桑社文庫 昭和ミステリ秘宝)

著者 山田 風太郎 (著)

妖異金瓶梅 (扶桑社文庫 昭和ミステリ秘宝)

税込 859 7pt

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みんなのレビュー13件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

とにかく読め!の一言に尽きる大傑作

2002/07/22 12:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浅知 恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中国四大奇書『金瓶梅』『水滸伝』に登場する好色漢・西門慶。彼と八人の妻の間では嫉妬とプライドがぶつかりあい、次々と怪事件が巻き起こる。西門慶の友人のたいこもち・応伯爵は常に事件の真相を探り当てるが、決してその犯人を明かそうとしない……。

傑作である。あまり語るとネタバレになるのでどうして本書が傑作なのかは、読んで確かめてもらいたい。堂々たる本格ミステリでありながら武侠小説の面白さも兼ねそろえており(あるいは逆か)、文句なしに一級の娯楽作。いとも軽々とこんな離れわざをやってのける風太郎は、とにかくすごい。もちろん『金瓶梅』の淫靡でいびつな雰囲気も充分堪能でき、最初から最後までテンションは上がりっぱなし。

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紙の本

最高の完全版!

2002/01/13 11:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kin - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ずっと以前に、「不完全」版を読んで以来のファンでした。その時に読めなかった「銭鬼」が収録されたうえに、これまで本の中におさめられたことのなかった「人間灯籠」まで読むことができて、感激です。オリジナルの中国の「金瓶梅」をもとに、一見、自由奔放にアレンジしているようで、かなり忠実に原本をなぞり、それでいて、きっちりとした本格ミステリーの連作短編集として、完成しています。これこそ日本本格ミステリーの傑作といえるでしょう。

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紙の本

妖艶なるミステリー

2003/02/12 21:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:冬でもビール - この投稿者のレビュー一覧を見る

中国四大奇書「金瓶梅」の舞台と登場人物を使った新たなるミステリーといったほうがよいのだろうか。原作とはちょっと話も赴きも違っている。もちろん大まかなストーリーは原作に倣っているのだが。
だが!むしろこの方がいいのではないのか?とまで思わせるような、魅力あるストーリー展開。登場人物たちの個性も原作とはちょっと違う。
本来の主役である「西門慶」はどちらかというと控えめなスタンスになっており、本作での主役はなんといっても悪女「潘金蓮」と「応伯爵」だと思われる。
金連は原作でももちろん主役の中の一人であるのだが、応伯爵は本来端役である。
大金持ちの西門慶の腰巾着でおポンチなイメージさえある。
しかし、本作の中の応伯爵はニヒルな香りさえ漂わせる(ほめすぎか?)名探偵である。名探偵といっても本作は推理小説なわけではないのであくまでも謎解きをしているだけなのだが。
そして、金蓮はといえばもともと妖艶な美しき悪女として描かれていたが、本来はもう少しカラッとした、蓮っ葉な感じが強い。しかし、本作ではねっとりとした絡みつく様な妖艶さで登場する。
そして応伯爵はこの女にがんじがらめに恋焦がれている。
屋敷で起こる様々な恐ろしい事件の中でこの二人の関係があちらこちらで顔を出す。二人の不可解で微妙な関係は最後までスパイラルを描きつつ繋がっていく。このあたりの描写は本当に圧巻だ。
そして、自分としては、春梅の描かれ方が秀逸だと思っている。春梅とは金蓮の召使なのだが、金蓮に気に入られて妹のように可愛がられている少女である。
本作で原作では納得のいかなかった部分に答えを与えてもらったようなすっきり感があった。
まずは、ご一読を! そして出来ればその後で原作を読んでみるのも一興かと思われる。

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紙の本

一途な男と激しい女。

2004/07/15 10:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る

山田風太郎って、実は読んだことがなく、
最初にこの作品を選ぶのってどうよ? とか思いながら、
でも、なかなか評価は高かったので、読んでみました。
中国の寄書「金瓶梅」を元に、ヤマフウ風の味付けをしたら、
とんでもない快作になりました、という感じ。
といっても、私は元の「金瓶梅」もヤマフウすらも知らないわけで、
それでも、「水滸伝」や「金瓶梅」などを調べていくと、
どれほど本作がスバラシイかは理解できようもの。
というか、何も知らずに読んだとしても(私がそうなんですが)、
終盤の怒濤のようなストーリー展開には楽しませてもらえます。

梁山泊が跋扈する時代の中国。精力絶倫の快楽主義者・西門慶は、
8人の夫人と2人の美童をはべらせ、日夜、酒池肉林の宴を催していた。
そんな中、屋敷で猟奇的な殺人が起こる。
同席した西門慶の友人・応伯爵が、その真相に迫るが…。

スタイルとしては、全15編の短編の連作という形になってます。
3分の2くらいまでは、同じようなパターンが続いて、
飽きちゃったりもするんですけど。
ただの短編の連作だったとしたら、いつもの“お約束”という
ところを、その積み重ねで物語を重厚なものに仕立てていくところが、
ヤマフウの素晴らしさなんだろうな、と想像するわけです。

飽きたころ、突然ストーリーが別の方向へ向かって進んでいきます。

キーパーソンは第5夫人の潘金蓮。
物語全体を通して、彼女の“女っぷり”を思い知らされます。
男性から見ると恐ろしくなるほど、潘金蓮は“女”です。
そこのところは、女だから分かるような、分かりたくないような。
探偵役は応伯爵なのですが、彼は手こそ出しはしませんが、
ずっと潘金蓮に魅せられていたんでしょうね。
西門慶と潘金蓮との関係は、主と妾。
西門慶と応伯爵との関係は、主と太鼓持ち。
応伯爵と潘金蓮との関係は、同じように西門慶の下にながら、
同じように西門慶を軽蔑しつつ、寄生しつつ、慕いつつ、
しかしその気持ちは微妙に違っていることをお互いが知っていて、
だからこそ生まれる“共犯関係”でなんとか均衡を守っている、と。
とっても緊迫した微妙な関係なんだと思います。
そして、潘金蓮を頂点にしたとき、応伯爵と同じような位置に
いる人間がもう1人。その人物が終盤の鍵を握るわけです。

第一夫人と妾たちとの同居生活は、あまりなじみのないものですが、
だからこそ、人間の本性がより露になって面白い。

結局男は一途なんです。
結局女は激しいんです。
これは、そんな物語。


紫微の乱読部屋

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2007/11/21 20:53

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2010/03/07 13:31

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2014/10/05 07:11

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2012/01/28 22:18

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2012/03/10 19:25

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2012/06/14 19:12

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2012/10/26 23:41

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2013/04/18 00:52

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2014/08/25 09:21

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