- 出版社:フィルムアート社
- サイズ:21cm/334p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8459-0126-9
映画監督という仕事 ディレクターズ・クローズアップ
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- 税込価格:2,940円(84pt)
- 発行年月:2001.11
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商品説明- 「映画監督という仕事 ディレクターズ・クローズアップ」
映画監督とは何をやっているのだろう? R.ゼメキスなど、アメリカ映画監督協会の最優秀監督賞にノミネートされた25名へのインタビューを、キャスティング、撮影など映画制作のプロセスごとに再構成して紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「映画監督という仕事 ディレクターズ・クローズアップ」
ジェレミー・ケイガン
- 略歴
- 〈ケイガン〉ニューヨーク大学映画学科卒業。映画・テレビの監督、脚本、プロデューサーとして活躍。USC大学映画課大学院修士コースで教鞭をとる。サンダンス・インスティテュート芸術監督。
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2002/01/24 15:13
映画監督という仕事
投稿者:新田隆男(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカ映画監督協会が主催する毎年の最優秀監督セミナーの中から、興味深い発言をピックアップし、さらにそれを映画製作の順番、「脚本を書く」、「製作準備を始める」、「製作に取り組む」、「ポスト・プロダクション作業」といった具合に並べた一冊。
スティーブン・スピルバーグからロバート・ゼメキス、オリバー・ストーンに、ロベルト・ベニーニら、第一線の監督がそれぞれの作業をどう思っているのか、その違いがわかるうえに、作業の極意もわかって実に面白い。脚本なんてものはとにかく、椅子に座って書くだけだ、というオリバー・ストーンがいるかと思えば、まず人物を重視し、場面の構成が変われば人物の反応も変わるはずだから、構成を動かしたら、以降は書き直すべきだ、と緻密な発言をする『レインマン』のバリー・レビンソンもいる。監督は軍隊の小隊長のようなもので、皆が熱意を持って丘に突撃するのを励ますのが仕事だ、と言うクリント・イーストウッドがいれば、毎朝、会ってもいいと思う仲間たちとしか仕事をしない、と言う『ミザリー』のロブ・ライナーもいる。
面白いのは発言を読むと、やはりその監督の作風とキチンと符合することで、例えばロバート・ゼメキスなどは、編集プロセスが映画作りの中で一番好きだ、と言い放つ。狂気とプレッシャーに追いたてられる撮影が終って、やっと頭を使う時が来た、という感じらしい。細かな伏線とカット割りが絶妙に組み合わさるゼメキスの世界は、編集室で生まれているのだ。「監督になるために必要なものは何か」というエリア・カザンの講演も収録。巻末には、言葉が引用された監督すべての詳細なバイオグラフィーがついているが、おそらくこれもアメリカ監督協会が作成したもの。本国アメリカではどの監督がどのように評価されているのか(例えばバーブラ・ストライサンドの評価が思いがけず非常に高い)、これもなかなか興味深い。
(新田隆男/エンタメ探偵)







