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ヒューマン・エソロジー 人間行動の生物学

  • 出版社:ミネルヴァ書房
  • サイズ:27cm/960p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-623-03544-1

ヒューマン・エソロジー 人間行動の生物学

アイブル=アイベスフェルト (著), 日高 敏隆 (監修), 桃木 暁子 (ほか訳)

  • 全体の評価 未評価2件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:15,750450pt
  • 発行年月:2001.11
  • 発送可能日:1~3日

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商品説明- 「ヒューマン・エソロジー 人間行動の生物学」

どの地域にもどの人びとにも共通の「振る舞い」がある。人間はなぜこのようにふるまうのか。動物行動学、心理学、社会学等をはじめ、歴史、芸術までも視野に入れて構築された、定量的科学としての「人間行動学」の集大成。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「ヒューマン・エソロジー 人間行動の生物学」

アイブル=アイベスフェルト

略歴
〈アイブル=アイベスフェルト〉1928年ウィーン生まれ。ウィーン大学で動物学を修める。現在、ルードヴィヒ=ボルツマン都市エソロジー研究所所長などを務める。

関連キーワード- 「ヒューマン・エソロジー 人間行動の生物学」

ユーザーレビュー- 「ヒューマン・エソロジー 人間行動の生物学」

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1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2001/11/30 16:14

“監修のことば”より

投稿者:日高敏隆(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 さまざまな問題が世界のあちこちで次々と起こるこの“不透明な”現代。今われわれに必要なのは確固としたヒューマン・エソロジーなのではないだろうか?
 人間誰しも争いを求めているとは思えないが、集団内、集団間、国家間を問わず、対立や抗争はえてして起こるのが常である。なぜか?
 子どもをどう育てるべきか、どう育てたらよいかの議論は尽きないが、実際には親や大人の思ったようにはいかない。なぜか?
 世の中は一方では国際性を求め、他方では集団のアイデンティティーを望む。どう考えたらよいのか?
 問題はいくらでもあり、そのいずれに対しても、従来から信じられていたような概念をもって臨んだのではかえって誤解や混乱を招くだけである。もっと根本的な認識が不可欠であるとしか考えられない。
 新しい学問であるヒューマン・エソロジーは、これまでの理系・文系の学問分野を一歩超えた立場でこの問題にアプローチしようとしている。
 現代ヒューマン・エソロジーの第一人者である著者アイブル=アイベスフェルトは、民族や文化を超えて人間に共通に遺伝的に組み込まれた友好的行動パターンという、いうなれば古典的エソロジー(動物行動学)の概念から出発した。その研究は『愛と憎しみ』(1970)などのような当時の問題作として刊行された。
 しかしその後、アイブル=アイベスフェルトの視点はそこから離陸し、心理学、社会学、言語学、経済学、文化人類学、都市問題、文化論、文明論へとどんどん広がっていき、さらに人間独自のものと思える葬い、慰め、芸術、詩、真・善・美に至る問題までも視野に入れて、人間をまったく新しい立場から緻密な観察と記録、比較、定量化、モデル化という手法に立って論じる定量的科学としてのヒューマン・エソロジーを構築していった。その集大成がこの『ヒューマン・エソロジー』の大著である。
(後略)

2001年夏
日高敏隆

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2001/11/30 16:21

目次1

投稿者:bk1(不明|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

監修のことば  日高敏隆
日本語版への序
第3版への序
第1版への序

1 ヒューマン・エソロジーの目標設定と理論的基礎 1
1.1 問題設定と定義 1
要約1.1
1.2 系統発生的・文化的適応 6
要約1.2

2 エソロジーの基礎概念 21
2.1 「生得的」という概念 21
要約2.1
2.2 行動における系統的発生的適応 25
2.2.1 固定的動作パターンと本能行為
2.2.2 知覚領域での系統的発生的適応:生得的認知
2.2.3 鋳型
2.2.4 動機づけメカニズム、衝動、生物リズム
2.2.5 情緒
2.2.6 学習と学習能力
2.2.7 生得的素質の文化的転換
2.2.8 行動のステップ、行動の連鎖、行動の目的:階層性と回路網の概念
要約2.2
2.3 行動の衝動からの離脱と意識的自己調節:人間的自由のニューロエソロジーへ 94
要約2.3
2.4 淘汰の単位——社会生物学の批判的評価 99
要約2.4

3 方法論 113
3.1 ゲシュタルト知覚と認識 113
要約3.1
3.2 データ収集の方法、観察のれべるい、記述法 116
要約3.2
3.3 映像と音声による記録 122
要約3.3
3.4 比較 142
要約3.4
3.5 定量的エソロジー 160
3.5.1 観察データの収集法と統計的解析
3.5.2 質問紙調査の分析
要約3.5
3.6 モデル 175
要約3.6

4 社会行動 181
4.1 社会性の起源 181
要約4.1
4.2 人間間の行動における親愛と回避の両面行動 185
要約4.2
4.3 共同体の結晶核としての人間の家族 201
4.3.1 家族的素質についての論争
4.3.2 母−子の二者関係:結びつき理論と子どもの単一指向性
4.3.3 出産直後の母親と子どもの接触の重要性
4.3.4 出産の行動生物学的側面
4.3.5 母−子の信号——相互作業戦略
4.3.6 授乳
4.3.7 リファレンンス・パーソンとしての父親、父親行動
要約4.3
4.4 家族と婚姻関係 258
要約4.4
4.5 ペア探し、求愛、性愛 263
4.5.1 異性のパートナー選びと求愛の行動パターン
4.5.2 性のモラル
4.5.3 セックスとパートナーの結びつき
4.5.4 性的信号
4.5.5 逸脱した性的選向性
要約4.5
4.6 インセスト・タブーとインセスト回避 297
要約4.6
4.7 性役割とその分化 302
要約4.7
4.8 個別化された集団:家族、氏族、同盟 337
要約4.8
4.9 順位、優位 346
要約4.9
4.10 集団アイデンティティの維持 368
要約4.10
4.11 なわばり性 376
4.11.1 なわばり行動の普遍性としるし
4.11.2 距離をとることへの欲求
要約4.11
4.12 所有の起源と社会的機能 398
4.12.1 物の所有、食物、分配
4.12.2 社会的なつながり、地位
4.12.3 贈り物交換のエソロジー
要約4.12
4.13 死、悲しむこと、慰めること 423
要約4.13

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