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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.11
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/44p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-10-307807-3
紙の本
半所有者
著者 河野 多惠子 (著)
【川端康成文学賞(第28回)】声なき声を聞かせてくれなかったのも、声が思い出せないのも、すべては妻の企みだったのだろうか? この行為を共有するための…。妻の遺体は誰のもの...
半所有者
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商品説明
【川端康成文学賞(第28回)】声なき声を聞かせてくれなかったのも、声が思い出せないのも、すべては妻の企みだったのだろうか? この行為を共有するための…。妻の遺体は誰のものか。究極の「愛の行為」を描く、戦慄の短篇小説。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
半所有者
2002/03/05 21:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いったい、死んだ妻にたいして夫は何をしてもいいのだろうか? この本を読むと、そんなことを考えてしまう。倫理とはなんであろう。いったい、死んだ人間とは生きた人間にとっての何物なのであろうか? 夫婦の愛の極地を書いた小傑作。
紙の本
死者との情交
2002/03/04 00:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
死姦を描いた小説。これほどまでに短い作品が一冊の本になってしまうのも、作者が河野多恵子氏ゆえだろうか。字があまりに大きくて少々戸惑ったが、わりと分かり易い内容だった。一体、妻の死体は誰のものなのか。妻の死体を相手に詰問をしながら行為に及ぶ夫の姿に、狂気が潜む。