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謎のギャラリー 謎の部屋(新潮文庫)
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この著者の新着情報

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.2
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/470p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-137324-8
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

謎のギャラリー 謎の部屋 (新潮文庫)

著者 北村 薫 (編)

〔「謎のギャラリー特別室 1〜3」(マガジンハウス 1998〜1999年刊)と「謎のギャラリー最後の部屋」(マガジンハウス 1999年刊)の改題増補,合本〕【「TRC M...

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謎のギャラリー 謎の部屋 (新潮文庫)

679(税込)

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商品説明

〔「謎のギャラリー特別室 1〜3」(マガジンハウス 1998〜1999年刊)と「謎のギャラリー最後の部屋」(マガジンハウス 1999年刊)の改題増補,合本〕【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

大人の絵本 宇野千代 著 9-22
阿部昭 著 21-40
俄あれ 里見弴 著 41-66

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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2010/12/18 20:13

投稿元:ブクログ

北村先生によって選ばれた謎を含んでいる話ばかりの短編集です。
ミステリアスな話から本格ミステリな話までいろいろとあります。
怖い話までもありました。
本格ミステリな話は「指輪」と「黒いハンカチ」が特に気に入りました。
ニシ・アヅマ女史が可愛らしいです。
前回に引き続き、宮部先生との対談が面白いです。

2008/08/03 18:01

投稿元:ブクログ

北村薫、編の謎のギャラリーアンソロジー
国内、海外よりすぐりの短編たち
どれも読みごたえあります

2010/04/15 22:30

投稿元:ブクログ

北村薫がセレクトした「謎」を巡る物語のアンソロジー。これも、先日読んだ、北村薫の『自分だけの一冊、北村薫のアンソロジー教室』(新潮新書、2010年1月)に出ていた自薦の文庫本。日本の小説ばかりでなく、海外の翻訳ものも加えて多様な構成だ。硬軟とりまぜてあり、北村さん曰く順番にも気を遣ったとのこと。確かに、絵入りの童話めいたものが、雰囲気が深刻になり過ぎぬように挿入されていて、ほっとする。

2013/02/12 13:58

投稿元:ブクログ

自称《本格原理主義者》、アアルトコーヒーの庄野さんにすすめていただいた一冊。

北村薫が、《謎》をキーワードに選んだ古今東西の16人の作家による短編を収めたアンソロジー。さまざまなタイプの作品が含まれるが、CDにしても個性的な選曲家の手によるコンピレーションを好む自分としては、そこに「北村薫」というひとの個性も感じつつ最後まで楽しく読書した。

「謎の部屋」というこの本のタイトルにふさわしく、宇野千代/東郷青児コンビによる超現実的で、しかもどことなく淫微な匂いを放つ物語でいきなり冒頭から読者を煙に巻く。その余韻を引きずりながら読む阿部昭『桃』は、なんというかとても官能的に映る。同じトーンは次の作品『俄あれ』(里見弴)にもつづく。途中で気づく、「にわかあれ」というタイトルのダブルミーニングはなかなかパンチが効いている。終わり方はあまり好みではないとはいえ、吉祥寺が舞台の『遊びの時間は終わらない』は、落語「だくだく」を想起させるストーリーともども親しみをもって読んだ。「昔、私が柘榴の実の中に住んでいた頃……」と始まる『柘榴』を書いたカリール・ジブランというひとは、「あとがき」として収められた宮部みゆきと北村薫との対談によればレバノン出身の作家とのことなのだが、その寓話のような語り口といいアルメニア出身の映像作家パラジャーノフの『ざくろの色』を彷彿とさせる。レバノンとアルメニアがおなじ文化圏といえるかどうかはわからないが、メタファーとしての「ざくろ」はこの一帯においてはなにか特別な意味を持つのだろうか? これはまた、べつの《謎》。グロテスクでありながら、神話のようでもある『豚の島の女王』、星新一のショートショートにも似た『どなた?』もおもしろい。おなじ立場に追い込まれたら、たぶんぼくもこの主人公とおなじ態度をとるだろう。諦観こそ幸福への近道、か? タネあかしの見事さに思わず唸らされるのは、ハードボイルドな『定期巡視』。『猫じゃ猫じゃ』『埃だらけの抽斗』のふたつは、銀行もの。どちらも後味があまりよくないのは「カネ」にまつわる話だからだろうか。最後に収録されたゴフスタインの絵本『私のノアの箱船』は、いってみれば映画のエンドロール。「謎の部屋」を後にして日常へと読者が戻るきっかけ。一服の鎮静剤!?

なかでも、マージャリー・アランというひとの『エリナーの肖像』は個人的にいちばんおもしく読んだ一編。イングランドのマナーハウスを舞台に、そこで変死した少女の遺志を一枚の肖像画から読み解いてゆくという本格ミステリー。恣意的に感じられた要素のすべてが、彼女を愛していた周囲の人々の記憶の助けを借りつつジワジワと焦点を結び、最後には犯人の姿をくっきりとあぶりだす。探偵の登場しないこの物語では、《謎》は彼女を慕う人々の《愛情》の力があってはじめて解き明かされるのだ。そこに言い得ない感動が生まれている。

2015/06/05 20:25

投稿元:ブクログ

北村薫のアンソロジー「謎のギャラリー-謎の部屋-」を読みました。
謎のギャラリー3冊目です。 「指輪/黒いハンカチ」のニシ・アズマが面白かった。 また「俄あれ」が心に引っかかりました。雷が通っていく時間の闇が迫ってくるようでした。