- 出版社:作品社
- サイズ:22×31cm/94p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87893-624-X
春画・江戸ごよみ 春の巻
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- 税込価格:5,040円(144pt)
- 発行年月:2002.1
- 発送可能日:7~21日
- 本 アート本
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商品説明- 「春画・江戸ごよみ 春の巻」
ハレとケのはざまで、猥雑、奔放な性を謳歌した江戸人。季節には彩りが、暮らしには香りがあった。春画でひもとく日本人の生活の原風景。江戸はますます面白い! 全4巻の完結篇。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「春画・江戸ごよみ 春の巻」
岡田 芳朗
- 略歴
- 〈岡田芳朗〉1930年東京生まれ。早稲田大学卒業。文化女子大学文学部教授。暦の会会長。著書に「南部絵暦」「暦ものがたり」「日本の暦」など。
関連キーワード- 「春画・江戸ごよみ 春の巻」
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2002/03/08 18:15
微笑ましくなってしまう程に、ヒトは、たいして進化していない。春画の一枚絵の一発勝負の喚起力に息を飲む
投稿者:片岡直子(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯には、「ハレとケのはざまで、猥雑、奔放な性を謳歌した江戸人……。季節には彩りが、暮らしには香りがあった」とある。
本書は、タイトルの最初に、「春画」とあるけれど、紙面的には、それと同じだけの分量の「江戸ごよみ」が、読ませる内容になっていて、その、やや真面目な文章の後で、また例によってといったような春画を見て、ほっと一息つくことになる。
春画なんて、もう見飽きたかな? とも思うのだけれど、見る度に、また新たな発見もある。実際の性の場面で、手が一本邪魔と思う時があるけれど、春画に描かれた手の大きさなら、畳み込めるので、手頃だなどと、本書を見て、また新たに思ったりした。
現代人が工夫をして開発したと思っている体位や、近頃雑誌でよく見かける流行りの体位もすでに、江戸時代からあって、皆連綿とトライしてきたのだなあと感心する気持ちと、先輩、何やってんですかあ、とでも、呼び掛けたくなる気持ちが混ざる。
どこででもする。花見でも、手習い所でも、鏡の前でも、縁側のそばでも。
そして陰毛はどれもおどろおどろしく、生えている。
春画は、一枚絵の一発勝負なので、喚起力というか、隅々まで、目を配らせる力が、こちらに及んでくる。その力にやられて、絵の前でじっと立ち止まる。
正月の「年賀の礼」の様子を描いた「年礼」で、「鮫小紋の麻上下で盛装した年賀の若衆が、両親の目を盗んで、訪問先の娘を誘惑しようとしているとこであろうか」というのを読んで、やまだないとの『ガールフレンズ』(竹書房)の(彼女が晴れ着を着ないワケ)の従兄妹同志のアナルファックを思い出し、どう見ても同じシチュエイションだなどと感心した。ヒトは繰り返し繰り返し、あまり進化もせずにただ生きている。 (bk1ブックナビゲーター:片岡直子/詩人 2002.03.09)





