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せいめいのれきし 地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし

理科・自然科学honto ランキング第27位

  • 出版社:岩波書店
  • サイズ:25×26cm/76p
  • 利用対象:幼児
  • ISBN:4-00-110551-9

せいめいのれきし 地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし (大型絵本)

バージニア・リー・バートン (文・え), いしい ももこ (やく)

  • 全体の評価 52件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,68048pt
  • 発行年月:2001.3
  • 発送可能日:24時間
  • 絵本

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  • 税込価格:7,875225pt
  • 発送可能日:7~21日

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商品説明- 「せいめいのれきし 地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし」

地球のうえでの生命の歴史。それは、序幕はあっても終幕のない、おおきなおおきな劇。銀河系のたんじょうから現在のひとびとの生活までを、バートンが美しい絵とリズムのある文で紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】

関連キーワード- 「せいめいのれきし 地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし」

ユーザーレビュー- 「せいめいのれきし 地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし」

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7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2006/04/18 17:39

子供が幼稚園に入ったら買い与えるべき本

投稿者:塩津計(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

地球の歴史、人間の歴史をコンパクトにまとめた大傑作絵本。教育熱心だった私の父親は本書が岩波書店から出ると真っ先に僕に買ってくれた。僕はこの本を貪るように読んだ。字なんか読めなくていい。絵だけ見れば十分。気がついたら三葉虫、ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドンなどみんな知っていた。お陰で小学校では入学早々「博士」と呼ばれることとなった。後半のアメリカの市民生活の1年を描いた部分も秀逸。「ミッケ」じゃないけれど、細かい描写が結構見せる。「あ、子羊が生まれた!」「雨が降ったせいで、森からの小川があんなに増水している」
お子様の想像力を刺激し、知能の発達をいやがうえにも促してしまう大傑作絵本。これさえあれば、後は何もいりません。「ジュラシックパーク」のDVDを買う前に、まずは「せいめいのれきし」を買いましょう。これです。

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3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2009/10/02 22:39

『せいめいのれきし』から『ちいさいおうち』までが螺旋状につながっている。

投稿者:wildcat(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、ずーっとずっと昔からあった気がする。

本自体が悠久の時代を生きているんじゃないかと思うくらいだ。

小さい頃通っていた図書館にも確かにこの黄色い本はあった。

なのに、子どもの頃は、女の子が主人公のお話に夢中で、
身近な物語の世界に夢中で、
壮大な世界の歴史には興味を示さなかったのだった。

今日まで開かなかったなんて、なんてもったいない!と我ながら思った。

これこそ、大きな大きな物語だったのに!

この表紙の黄色は、裏表紙にある太陽の光の色だ。

この光が表紙に描かれた地球の生命たちに降りそそいでいることを象徴した黄色。

小さく細やかに書き込まれた生物達は、どこかユーモラスで楽しそうだ。

生きとし生けるものすべてがつながっていて仲間なんだということを表している。

中表紙には息を呑む。

幾重にも巻かれたロールには、時代を軸に植物と動物の層ができている。

幾重にも幾重にも重なったところの、哺乳類は本の右の下なのだ。

哺乳類全体でこの幅なのだから、人間のスペースなんてちっぽけなものだ。

『せいめいのれきし』は5幕の劇という形式の舞台仕掛けなのである。

次のページを開くと出てくるプログラムが出てくる。

このプログラムを結ぶリボンは、螺旋状に廻りながら大きなものから小さなものへと向っていく。

宇宙、わたしたちの銀河系・天の川、わたしたちの太陽系、
わたしたちの地球と月、半球、大陸、国、州、都市、家
とつながっているのだ。

プログラムの中身がまた素敵だ。

縁取りのところが様々動物達のイラストになっている。

登場人物があって、場面が描かれている。

プロローグは、銀河系にはじまり地球に水成岩ができるまで。

第1幕から第5幕まで、古生代、中生代、新生代、現世、
このごろのひとびとの生活と展開される。

色彩がとても豊かで、舞台というよりも、映画を見ているような気になる。

プロローグの間は、まだ太陽が見えない。

第1幕で太陽が見えたときの色彩と景色はなんて美しいのだろうと思った。

今まで暗く濃かった色彩の世界だったのが、空から明るい色がさすようになるのだ。

山ができて、緑が増えて、生き物は今とは違っても、
だんだん水と緑の大地になっていく。

息を呑むような生命の営みが1場1場のカットの向こうに見える。

4幕になって人間が現れてくると、
そこにあった自然に手を加えていっている営みが見えてくる。

4幕3場で、アメリカ大陸の時代がはじまる。

4幕4場は、農業がさかんだったころの生活だが、5場では農場をすてていっている。

「このふるい果樹園と草地と森を買って、
ちいさな家と画室をはこんできて、そのまん中にたてました」
というところから5場が始まる。

夏から始まり、秋、冬、早春と季節がめぐり、
今度は、その春の1日が朝、午後、夜、夜明けと続く。

大きな流れから小さな流れまで螺旋状にずーっとずっとつながっているのだ。

そして、ここにはもうひとつのつながりがある。

『ちいさいおうち』では、
おうちだけは変わらない中、季節がどんどん移り変わり、
周りもどんどん大きな町になり、
街に残されたままだった頃のおうちはぼろぼろになってしまっていた。

本書と『ちいさいおうち』は、
おうちは変わらないまま季節がめぐっていくという
手法としても重なっているだけでなく、
この第5幕は、九死に一生を得た「ちいさいおうち」の
その後の物語とも読めるのである。

大好きな絵本とつながった世界はいつでも目の前にあったのに、
今日まで開かなかったことが本当に悔やまれる。

本の世界でも青い鳥は近くにいる。

食わず嫌いで開かないのは本当にもったいないのだ。

大人になって読んでも遅くはない。

きっと心が洗われるはずだから。

だが、できることなら本書にはやっぱり子どもの頃に会っておきたい。

絵本を媒体に時空を超える魔法は、子どもにほど強く作用するのだから。

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