- 出版社:BL出版
- サイズ:29cm/1冊
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-89238-559-X
フリックス
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- 税込価格:1,365円(39pt)
- 発行年月:2002.6
- 発送可能日:7~21日
- 本 絵本
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商品説明- 「フリックス」
猫の夫婦の間に犬の赤ちゃんが生まれました。猫の町では大騒ぎ。その子はフリックスと名づけられ、すこやかに育ち、さまざまな才能を発揮していきますが…。あっと驚くおしまいが待っている絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「フリックス」
トミ・ウンゲラー
- 略歴
- 〈ウンゲラー〉1931年フランスのストラスブール生まれ。ヘラルド・トリビューン賞、国際アンデルセン賞画家賞等を受賞。作品に「エミールくんがんばる」など。
ユーザーレビュー- 「フリックス」
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2002/07/30 12:32
フリックスは、猫の夫婦の間に生まれた犬の子。いかにもトミー・ウンゲラーらしいひねりのきいた展開の絵本
投稿者:ゆ〜らりこ(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
異質なものを異質と思わないでごく自然に受け入れる、ということをユーモアを交えて描いているなどと言ったら、考えすぎといわれてしまうだろうか。
猫と犬を寓喩的に使って、猫の中に犬をほうりこみ、犬の中に猫をほうりこむ。フリックスが、猫の子の中でいじめられているところもでてくる。が、両親はこともなげに本人のことを考えて次々と教育と学習と体験の場を与えていく。これほど動じない両親がついていたからフリックスは良かったのか? でも、本人の性格ってのもあるけどなあ。
ここまでつべこべと考えてくると、国際感覚とか国際理解なんて言葉が頭に浮かんできた。そうそうフリックスみたいなのを、国際感覚豊かなとか国際理解のできるとかいうのかもしれないなってね。
そういえば作者のトミー・ウンゲラーはアルザスの生まれで、アルザスといえば戦争の影響でフランス領だったりドイツ領だったり、国ということを考えると大変なところだったわけで、それが考え方にもかなり影響を与えているというのを、来日講演の時にも聞いた覚えがある。でも、それを深刻に訴えるのではなく、独特のユーモアと独特のストーリー展開で読ませてしまうところが、トミ・ウンゲラーのトミ・ウンゲラーたるところなのだなと思う。なんだか変な話だけど面白いと思って読んで、ふと考えると前向きな主人公の姿が見えてふーんと思って、さらにその後ろとか横に小さく描かれている上品で落ち着いていてしあわせそうな猫の親夫婦の姿を見つける、というように、いつのまにかトミ・ウンゲラーの術中にはまっているのだ。そして、それもまた楽し、なのである。







