紅の豚
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ユーザーレビュー- 「紅の豚」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2003/02/18 13:57
宮崎駿の悪い癖
投稿者:塩津計(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台はアドリア海に点在する小島の一群。おそらくは
ダルマチア沿岸の中世以来の城塞都市がモデルなのだろう。
そこに住む第一次大戦の生き残りの戦闘機乗り達とまだまだ
魅力的な独身の女宿主を取り巻きにちりばめながら、主人公
はもちろん太ったブタ。ここでがっくしくるんだよなあ。
この主人公、本当は藤竜也みたいなちょび髭のかっこいい
中年男らしいのだが、恥ずかしがり屋で照れ屋の宮崎駿が
太ったブタに変えてしまった。なんでも魔法使いの魔法に
かかったんだとか。ストーリーも良い。舞台設定もおしゃれ。
加藤登紀子の唄もばっちり。だけど主人公がブタじゃねえ。
せめてルパン三世くらいにしてもらわないと感情移入出来
ないよなあ。こういうところが宮崎駿の悪いところ。
かっこいい奴の話ならとことんキザでおしゃれにしちゃえば
アニメ版カサブランカになったかも知れないのに。惜しまれ
ます。
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2002/10/12 03:00
ダンディ
投稿者:あばたえくぼ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のポルコは豚である。只の豚ではない空飛ぶ豚なのだ。賞金稼ぎを生業にしてアドリア海の孤島に一人暮らす、ダンディでクールな豚なのだ。ポルコはダンディでありまた賞金首達も悪人ながらとてもユーモラスだ。とりわけユーモラスなのがマンマ・ユート団だ。客船からハイスクールの子供を人質に金を持って逃げる、その際に仲間外れがいたら可哀相だと言う理由で全員乗せたり、団員も子供に対してあくまで紳士に扱う。多分この人達はいいひとなんだな〜。とにかく宮崎作品のユーモアが一杯つまった名作である。
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2002/07/25 01:19
マンマ・ユート団
投稿者:J.B.(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
20世紀初頭の地中海を描いた宮崎駿の作品である。
主人公のポルコ・ロッソ(すなわち『紅の豚』)は、
かつてはれっきとした人間で、アドリア海のエースとなった程の腕前を持つ
飛空挺乗りだった。しかし、物語が始まると、彼は豚の姿で現れる。
彼がどうしてそうなってしまったのか、それはこの話の中において一つのテーマである。
それについていろいろ思案をめぐらしながら何回も繰り返し見るのも面白い。
しかし、『紅の豚』の魅力はそれにとどまらない。
登場人物たちがカッコいいのである。
その中でも一番のお気に入りはマンマ・ユート団のボスだ。
強盗に相当する行為をしているので、いい人というわけではないのだが、
子供のことを考えて仲間はずれを作らないようにと全員を連れ去ったり、
自分なりのプライドか正義感か、何かしっかりしたものを持っているところである。


