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いつか森で会う日まで

いつか森で会う日まで

田口 ランディ (文), 山下 大明 (写真)

  • 全体の評価 43件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,78551pt
  • 発行年月:2002.7
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明- 「いつか森で会う日まで」

森には、封印した魂を、生き返らせる力が、あるのかもしれない−。屋久島に魅せられた田口ランディと山下大明のコラボレーション。文章と写真で、屋久島の魅力を伝える。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介- 「いつか森で会う日まで」

田口 ランディ

略歴
〈田口〉1959年東京生まれ。作家。広告代理店等を経て、ネットで文章を発表する。
〈山下〉1955年鹿児島県生まれ。中央大学経済学部卒業。写真家。

関連キーワード- 「いつか森で会う日まで」

ユーザーレビュー- 「いつか森で会う日まで」

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2002/07/27 14:47

憧れの地屋久島

投稿者:さくら(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

私にとっても屋久島は憧れの地です。この本はそんな屋久島に魅了されたお二人の
合作となっています。屋久島の森や樹木、人々との出会いによって変わって行く作者
の気持ちが素敵な力強い写真とともにあります。
力強いような、なんと言うか不思議な力があり、元気が出てくる本です。
やっぱり私も屋久島の地を踏みたい、そう思ってしまいました。

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2002/07/23 23:49

いつか森で会う日までこの本で

投稿者:maru_M(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

150ページほどの作品だが、あっというまに読み終えてしまうかも。
ただし見開きごとに文章と交互に現れるカラー写真にみとれなければ、の話。
ページの半分が山下大明さんのカラー写真、そう、これはもう屋久島の写真集である。
ランディさんのエッセイ+大明さんの写真集、そう考えるとお買い得といえるだろう。
また、屋久島について書くランディさんにはいつもと違う優しさを感じる。
電車で読むにはちょっと不便な横長サイズなのでベッドサイドに置いてたまに開く、というのが良いかもしれない。

ps.
入れ込みすぎかもしれないが良い本だと感じたので、某書店サイトのトップページに1週間ほど独断で掲載してしまいました。

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2002/10/01 15:15

屋久島の自然との触れ合いを通して綴られた感動的エッセイ!

投稿者:安原顕(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 屋久島在住の写真家山下大明とのコラボレーション本である。田口ランディの、この手の本は、画家と組んだ『転生』(サンマーク出版)もあるが、本書は『転生』とは真反対というか、「生きるとは書くこと」と著者が決意するまでの経緯を綴った感動的な本である。「森には、封印した魂を、生き返らせる力が、あるのかもしれない」とは腰帯にある一節である。「樹の記憶」「水の記憶」「森の記憶」の三章からなる本書の舞台は屋久島である。
「屋久島の縄文杉。/その樹齢は、一説には七千二百年といわれている。/七千二百年。/いったい樹というものはいかほど長生きできるものだろうか。/猫も百年生きれば化け猫になると聞く。/樹も七千年生きればカミ様になるのかもしれない。そんなすごいものが、ヒマラヤでも、アマゾンでもなく、日本にあるという。/だったら行ってみようかな。そう思ったのが、屋久島に行くきっかけだった」。ところが、その頃、自分の眼は死んでいたため、世界はテレビのようにしか見えず、「屋久島の風景も、ハイビジョンの自然番組と変わらなかった」。何かが変わったのは「蛇の口ハイキングコース」という名に騙され、実際はシダに隠され、コースなどまったく見えぬジャングルにたった一人、迷い込んだ時からだった。「このとき、私は植物と、初めてリアルに接した気がする」。そして著者は、「まずは五感を使うんだ。/第六感の前に。植物は、その形こそがメッセージなのかもしれない。/そう思ったとたん、森が変わった」。幕が上がったように物語が動き出しもした。「水の記憶」は雨中、著者は屋久島の民宿に泊まり、「焼酎を一杯ひっかけてから、カッパを着て外に出る」。久し振りに大川の滝まで行き、帰りに尾之間の温泉に寄ろうと考える。そして暖かいコーヒーをポットに詰め、コンビニでおにぎりとチョコレートを買い、宮之浦までのバスに乗る。乗客は一人だった。水は雨、雪、雹、氷、蒸気などに姿を変える。
 著者はまた、屋久島の山里に暮らした詩人山尾三省と「水と魂」について語り合ったことを思い出しもする。「世界は、水によって繋がれている。屋久島に来ると、そのことを思い出す」「世界はいやおうもなく、すべてにおいて水を含んでいる」。思索的かつ詩的な文章には、おそらくみな痺れる筈だ。

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