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商品説明
30人にひとりはいる同性愛者。自分がゲイだと気付いた時の恐怖、誰にも言えない失恋、初めての告白、自分と同じ仲間に会えた感動…。同性愛者の著者がすべてをカミングアウト。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
石川 大我
- 略歴
- 〈石川大我〉1974年東京都生まれ。明治学院大学法学部卒業。中学生の時に自分が同性愛者であると気づく。00年4月から、同性愛に関する講演・執筆・ホームページの運営などを行っている。
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紙の本
わかるわぁぁ
2003/11/08 11:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サオリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あたしもこの本を読みました。
あたしはバイで、通っている学校に何人ものバイやレズビアン達がいます。
結構OPENな学校なのでとても過ごしやすいです(^▽^)
でも大我さんは苦しい学生生活を送ったんでしょうね。
修学旅行の話がとても悲しいですね(T0T)
同じ同性愛者でも理解してくれる人としてくれない人たちがいることが
とてもよく分かりました。
紙の本
ボクの彼氏はどこにいる?
2003/04/30 18:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゴン - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じく、男性同性愛者として、非常に感銘を受けました。最初、自分の大きな写真を採用する方だから、堂々とした方だと思っておりましたが、読んでみると、自分と同じような思春期の悩みを抱えられたこと、「いつかは,治る。一過性」と信じたり、「治さねば」という思いにかられたり、かつての自分とオーバーラップし、その分、共感も大きかったと思います。
私は、最近、親しい友人には、カミングアウトするようにしておりますが、その際、この本を見せると、よく理解してもらえます。みな、最初は、同性愛者=特定の飲食業に従事する人のみ というイメージがあったようですが、そうではなく、
異性愛者と同じ職業、生活を営んでいる者も多いこと、少しずつですが、理解してもらっています。
軽く読めるので、同性愛者のみならず、異性愛者、子供や友人からカミングアウトされ、少なからず驚きを隠せない人々にも、いや、むしろ、そのような人々にこそ、お薦めの一冊です。
紙の本
いろんな個性があっていいじゃん
2003/03/01 09:38
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投稿者:ぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
同性愛というとアンダーグラウンドなカンジがしてたのは
メディアの姿勢も責任があったと思います。
石川さんが太陽の光の中で微笑んで
ご本名や写真を公開していることから
同性愛者も異性愛者も仲間なんだなと
改めて思わせてくれます。
パソコンやホームページ作りに苦闘するトコ
なんか私とおんなじだあ!
法律勉強されただけあって、とても
わかりやすい文章と構成です。
紙の本
“Canweholdhands??”
2003/02/17 01:29
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投稿者:cygnus - この投稿者のレビュー一覧を見る
カバー写真の通りの爽やかナイスガイが一冊のエッセーを著わしました。
同性愛者としての半生を、大仰に語ることなく、ちょっぴりの涙and笑いのスパイスで包んで書き上げられたこの本。
同性愛当事者には、仲間がいるという連帯感と安心感を、それ以外の人にはマイノリティに対する新たなる視座を与えてくれるものと思います。
平明簡素な文章で書かれているため、2時間イッキ読みも可能です。今度の週末の就寝時に、或いは、今度の出張/旅行の新幹線/飛行機の中でアナタも読んでみてはいかがでしょう?
書評タイトルは、彼のwebサイトのタイトルです。素敵な言葉だと思いませんか?
紙の本
同世代の同性愛者が読んでみて…。
2003/03/04 22:16
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投稿者:くう - この投稿者のレビュー一覧を見る
恐らく、これまで上梓されている同性愛関係書の著者の中では最も『普通の』若者である。『セクシュアル・マイノリティー』の中の『マジョリティー』と云うべきか。
インターネットという新たなコミュニケーション・ツールは、同性愛者のような社会的マイノリティーが活用してこそその真価を発揮する。彼に限らず多くの同性愛者がネットを通じてどれだけ救われ、どれだけ多くの仲間と出会えたことか。
そういう意味で、インターネットとの出会いを機に、様々な仲間と巡り合い、同性愛者としての自我を確立していった著者は、まさに『同時代的な』青年なのである。
しかし、余りに『普通の』青年であるが故に、僕達同性愛者にとっては本書はやや物足りない。何せ、考え方や感じ方のほぼ全てが自分と同じなのだ。勿論、それこそが本書の狙いでもあるのだが。
個人的には、『働くゲイとレズビアンの会(アカー)』の若者達の青春を追った『もうひとつの青春(井田真木子著)』の方が、『物語』としては胸に迫るものがある。しかしながら、『もうひとつの〜』に登場する若者達は、インターネットという手段を持っていなかった点で明らかに『前時代的』だ。インターネットの普及によって、僕達同性愛者は高い壁をひとつ越えることができたと同時に、活字にして第三者の興味を惹きうるほどの特殊性や閉鎖性を失ったのかも知れない(それ自体は好ましいことである)。
その辺りに本書の難しさがあるように感じた。この若さで自身の半生を公表した著者の勇気と誠実さは尊敬に値するが、本書に綴られている著者の半生は、彼のウェブサイトで公表しても充分目的を果たせそうに思えた。辛うじて活字にする意味があるとすれば、『すこたん企画』のスタッフとして数々の講演や活動を行ってきた経験を彼が持っていることか。
それでもなお『活字媒体』にこだわるならば、彼のウェブサイトをおよそ訪れないであろう人達に読んで貰ってこそ意義がある。常にもどかしく思っているのだが、同性愛者(特に男性同性愛者)に理解を示してくれるのはほとんどが女性である(理解を示して貰えること自体は感謝すべきことだが)。
このような本は、著者と同世代の男性にこそ読んで欲しい。『毎日顔を合わせている自分の友人が実は同性愛者かも知れない(その可能性は少なく見積もっても3〜5%程度ある)』という点では、著者と同世代の男性異性愛者こそゲイの存在は見過ごすべきではないし、また、身近な問題なのである。
その点から見ると、苦心の跡が見えるタイトルも、淡いブルーを基調とした装丁も、やや気恥ずかしいほどに平明簡易な文体も、男性(異性愛者)には却って敬遠されそうな懸念を感じた。
『活字媒体』としての意義づけのためにも、男性読者に受け容れられやすくするためにも、『第三者(それも男性異性愛者)の視点』を採り入れた方がよいのではなかろうか。私見だが、藤井誠二さんあたりに、彼を含む『すこたん企画』のメンバーの日常をルポルタージュ形式で追って貰うってのはどうだろう? 誰か企画してくれませんかねぇ?