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韓国大統領列伝 権力者の栄華と転落 (中公新書)
韓国大統領列伝 権力者の栄華と転落
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紙の本
歴史は繰り返す
2009/05/24 10:30
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S.I. - この投稿者のレビュー一覧を見る
2002年6月に書かれたお隣の国の最高権力者の歴史評伝。出版以降さらに二人の大統領が生まれたが、この国の支配者が誰になろうとも簡単には変わらない独特の政治風土。歴史は繰り返す。新政権による前政権の不正摘発はある程度は予想されてはいたが、前大統領が自ら命を落とすという運命までは誰が想像してたか。地理的には一番近い国の政治風土の理解を深めるためには良い一冊であり、わが国の今後の政治情勢にも参考になる。
紙の本
連続する、歴史の中で
2002/08/06 17:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨーカン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「絶対権力は、絶対腐敗する」というテーゼのもと、ジャーナリストの著者が書く韓国大統領の列伝。『春秋』にならったというその筆鋒は、存命の大統領にも容赦はない。
日本人にとって、韓国大統領というのはなじみがうすい。大統領といえばアメリカの方が浮かんでしまう人がほとんどだろう。韓国の大統領制というのもまた、アメリカの大統領制を模範にしつつできたものだ。しかし著者は、さらに過去の朝鮮王国時代にまでさかのぼって現在の韓国大統領制を読み解く。その「歴史の変化は今日や明日に突然起こるものではなく、過去から準備されたことだ」という考えは、一流の歴史家の態度といっていいだろう。
今秋に行われる、韓国大統領選挙を読み解くためにも必読の書である。