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コンピュータのきもち 新教養としてのパソコン入門

  • 発行年月:2002.10
  • 出版社:アスキー
  • サイズ:19cm/214p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7561-4158-7

  • 国内送料無料

コンピュータのきもち 新教養としてのパソコン入門

山形 浩生 (著)

紙書籍

1,620 ポイント:15pt

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商品説明

いつもびくびくしながらパソコンを使っている。メールやワープロは使っているけれど、表面的なことしかわからない。とにかく、なんとなくパソコンに納得がいかない…。コンピュータの...続きを読む

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商品説明

いつもびくびくしながらパソコンを使っている。メールやワープロは使っているけれど、表面的なことしかわからない。とにかく、なんとなくパソコンに納得がいかない…。コンピュータの根本を知って、こんな疑問を解決する本。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

山形 浩生

略歴
〈山形浩生〉1964年東京都生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学大学院修了。大手シンクタンク勤務。著書に「新教養主義宣言」「山形道場」など。

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ユーザーレビュー

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【コンピューターのきもち】&【人間のきもち】

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/11/02 11:44

評価4 投稿者:栗山光司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 [人間の気持]と[コンピューターの気持]が出会った時、どんなシーンを想像するだろうか。恐らく格闘技のリングでなく、お見合いの席で恥らう二人が相応しい気がする。お互いインタラクティブな会話をしようと、愛に飢えているのだが、どのように接してよいのか五里霧中で、孤独に慣れたコンピューターは、益々自分の殻に閉じこもり痺れを切らした人間がコンピューターの気持を踏みにじってしまう。筆者はそれをメタリカの名曲[ONE]みたいな状況と書く。 =いったい自分はなんのためにコンピューターとしての生を受けたんだろう。この茫漠たる暗闇。この永遠の孤独。この果てしなき虚無。コンピューターであるというのはそういうことだ。神よ、いつか救われる日がくるのでしょうか。=

 従来のIT本と違う切り口で山形はコンピューターの誕生、成長、未来へと柔らかい言葉ながら、ラジカルに語る。兎に角、コンピューターの感性まで判って欲しいとの想いが伝わる。生きた人間の我々はリアルな欲望が摩滅している。コンピューターに欲望を捏造してもらって、何とか生きている。アマゾンコム等、カスタマイズされて、(あなたの欲望が先取り)されている。購買履歴から予測される私への欲望は外部からやって来、内部の欲望が不確かなものになっている。自信満々にこれはお客様(固有名詞で)向けの本ですよと、(コンピューターの気持ち)からクールに告げられると動揺する。そんな(人間の気持ち)もあって、そこまで、突出していないbk1を利用しているのですが。 
 
 ところで、私はPCを始めて日が浅い。出来る限り身近に仲間がいるとスキルアップに良いと思い、後れ馳せながらやり始めましたと連絡すると、友達は当初の熱気は冷めて蓋を閉めたまま御蔵入り。何とかやっている人もメールは携帯で間に合っており、一週間に一度しかPCを起動しない。面倒だという物臭が多い。現役の会社人は仕事で使っているが私的に使えない。帰宅してまで、デスクトップの画面とにらみっこするのは健康に良くない。こちらの熱気に水を差す。「それで、何をしたいのか?」と意地悪な問いを発する。他の友のアナログ派はPCは人間の気持ちを干涸らびさせる悪役だと信じて私の勧誘には乗らない。せっかく、やり始めたのに周りはアナログ派か携帯派。ゲームは問題外で興味なし。デジカメは面白そうだが本には負ける。

 HPを持てばヤル気を継続する事が出来るのではないかと思って友人の画家榎本香菜子を覗くと、【少年】をテーマーにした彼女の油彩の作品群に圧倒され、画家の個展会場としてHPは便利の良いものだと納得したが、問題は私である。途中で「や〜めた」にならないためには明確な目的を持っていなければならない。私の場合、表計算は必要ないし、やってすぐはネットサーフィン、CDコピー、DVD鑑賞と本来の機能は余り使わなくなった。メールのやりとりも段々面倒になってくる。【コンピューターの気持ち】を無にする危機が目の前に迫って、友人達の二の舞を踏むのではないかと危惧したが、bk1の投稿書評という救いの手が差し伸べられたのです。私のPCが蘇りました。そういう感謝の気持ちを込めて〔コンピューターのきもち〕の書評を書きました。ありがとう!

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コンピュータのきもち

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/12/20 20:34

評価4 投稿者:You - この投稿者のレビュー一覧を見る

小難しそうなコンピュータのカラクリが赤ン坊の耳タブぐらいに軟らかくカキ氷ぐらいに砕けた表現で解説されてます。「コンピュータなんかわかんなくていいよ」って云う文系の人、または「ひょっとしたら自分は少しばかりヲタクじゃないんだろうか?」と云う人に是非とも読んで欲しい一冊。

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編集者コメント

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/09/17 18:30

評価0 投稿者:アスキー 担当編集者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

●これまでにない贅沢なコンピュータ入門書

 ソフトの使い方が覚えられない。メールやワープロは使っているけれど、表面的なことしかわからない。トラブルが起こるともうお手上げ。とにかく、なんとなくパソコンに納得がいかない。こんな人は多いのではないでしょうか。
 これらはすべて「コンピュータのきもち」がわかれば解決できる、はずです。

 本書は、コンピュータの仕組みや歴史を楽しく教えてくれる本です。こういう知識を知ることで、読者のみなさんとコンピュータのきもちを通じあわせることができるのではないか、というのが本書のねらいです。
 このやりかたは、マニュアル本で使い方を覚えるのに比べると遠回りなように見えるかもしれません。しかし、このような根本的な部分をおさえるのが、コンピュータを「わかる」ためには有効なのです。しかも、こういう知識は古くなりません。この先コンピュータがどんなに進歩しても中心となる部分はあまり変わらないのです。
 これまで、本書のようなコンピュータの知識の「幹」の部分をやさしく解説する本は、ほとんどありませんでした。理由は簡単で、それはとても難しいことだからです。著者の山形浩生さんは、bk1 のコラムでもおなじみですが、鋭い評論とわかりやすい説明で定評のある書き手です。山形さんの力で、この難しい課題をクリアできたのではないかと思います。ともすれば無味乾燥になりがちなテーマを、映画や文学、科学、ポップミュージックなどの広い分野の話をまじえて、「コンピュータのきもち」を楽しく、わかりやすく解説します。
 おおげさではなく、みなさんの人生を少し豊かにできる本なのではないかと思っています。ご一読いただければ幸いです。

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評価5 投稿元:ブクログ

2007/01/22 21:47

コンピュータのシステムとネットワークがどんな風にして進化してきたかを、平易に(図も数式もなし)分かりやすく語ってくれます。Basicあたりから齧ってきた人間には、なんとも懐かしい歴史だったり。ユーモアに満ちた語り口調なので、コンピュータへ取っ付きにくさを感じている人にもオススメ。

評価4 投稿元:ブクログ

2009/01/20 00:07

評論文のようなもの。コンピュータに対してちょっと引いた視点から眺めている。コンピュータの歴史を知ることもできるし、筆者の「おたく」の解釈はおもしろい。コンピュータに強い人は空間把握能力が優れているという。たまには人間とコンピュータを客観的に眺めてみては?

評価3 投稿元:ブクログ

2013/09/20 22:30

初心者向けに書かれた本ですが、内容的に脱線している部分も多く、パソコン使用歴が長い人の方が、「あるある!」といった感じで共感して楽しむことができる本だと思います。

評価4 投稿元:ブクログ

2011/04/23 15:56

コンピュータというブラックボックスを、外からの指示で動く箱の中の少女でイメージさせ、コンピュータの特徴に迫り、簡潔に説明してくれる。
歴史も、わかりやすく教えてくれていた。著作権の乱用に近い現状への疑問は説得力あり。

評価3 投稿元:ブクログ

2014/05/15 21:30

コンピュータに対して、モヤモヤっと理解していない若輩物へ向けた、
ちょっと変わった視点の著書。

読んでみて、モヤモヤっとした部分の輪郭が見えてきたかな・・

本編よりも番外編の「著作権を尊重しすぎるのは、本来の趣旨にはんすることなのだ」が、
熱意がこもっていて楽しかった。
著作権をあえて放棄する人、守る人。
それぞれ、作品の「機会」をつくるか、つくらないかをアーティストどう捉えるかで変わってくる。

【ココメモポイント】
・パソコンの理解というのは、その遅れを常に感じることだ。
 その遅れの間に、何が起きているかを理解することだ。
 P.36

・世の中には計算できないものもある、ということ。
 そしてある計算式が計算できるかどうかは、やってみないとわかんない P.53

・ネットワークは貧乏から始まった
 P.103
 →伝える、運ぶという目的ではなく、資源を共有するために普及した

・メールで
「半角カナを使うな」は8ビット目の解釈を「半角カナ」に使うとするか、別の目的で使うとするかの、ソフトの解釈が違う
 P.160

・あまりに便利すぎるために、逆にそれが人の可能性を制約するようになっている
 P.177

・あなたはコンピュータにしばられていないだろうか。そして自分の不自由さ、融通のきかなさを、コンピュータのせいにしていないだろうか。 P.185

・あるものを使うだけの立場から、いるモノを自分で作れる段階にまできた人は、いつかメニューにないものを作ることができる。
 いつか、お仕着せの自由を越えて、独自の自由を構築てきるようになる。
 P.188

・知的財産権なんてものを考える唯一の理由は、みんながいろんなものをどんどん作るように、やる気を出させるためだからだ。新しくものを作る妨げになるようじゃ、その目的はまるで達成されていない。
 P.202

関連書:そのコンピュータシステムが使えない理由

評価4 投稿元:ブクログ

2013/12/14 18:56

「コンピュータの気持ち」という題名であるが、伝えたいことは「コンピュータを使う人間はかくあるべき」みたいなことなのかな、と思った。

パソコンのネットワークにはそもそも「共有」の概念が根底に流れているとのこと。
共有が技術を進化させてきて、これからもさせていくと。
すごく共感する。建設的。
しかしながら、共有って実際ものすごく器がでかくないとできないよなあとも思う。
知らない人とものを分かち合うってすごく難しい。
多分ハッカー文化ってこういうものなんだろうなあ。
器がでかい。

日常的にパソコンの恩恵にあずかっている身であるものの、自分が使っているものが一体なんなのかはっきり言ってわかってない。
そんなのが嫌なので本書を手に取ったが、「OSとはざっくり言うとなんなのか」みたいなことから始めてくれるのでわかりやすかった。

本書を読んで、パソコンとの距離がちょっとだけではあるものの縮まった気がする。

以下メモ

<OSとは、細かいマシンごとの違いを吸収してくれる仲介業者である>
<プログラムのむずかしさは、人はまず自分の欲しいものがわかっていないということだ>
<コンピュータにとっては人間も一種のソフトウェアである>

非公開にしないで読書メモを書いてみた。
これもある種の共有なのか、なんてめんどくさいことを考えながら。

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