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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2002.11
  • 出版社: 白揚社
  • サイズ:20cm/356p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8269-9033-2
  • 国内送料無料

紙の本

ポル・ポト死の監獄S21 クメール・ルージュと大量虐殺

著者 デーヴィッド・チャンドラー (著),山田 寛 (訳)

収容された囚人1万4000人、生き残った者わずか7人−。謎に包まれたポル・ポトの秘密監獄の全貌がついに明らかに! とんでもない残虐さを発揮する人の心の闇に迫る。【「TRC...

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ポル・ポト死の監獄S21 クメール・ルージュと大量虐殺

税込 3,520 32pt

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商品説明

収容された囚人1万4000人、生き残った者わずか7人−。謎に包まれたポル・ポトの秘密監獄の全貌がついに明らかに! とんでもない残虐さを発揮する人の心の闇に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

デーヴィッド・チャンドラー

略歴
〈チャンドラー〉1933年ニューヨーク生まれ。米外交官としてプノンペンに滞在した後、モナシュ大学で東南アジア史を講じる。現代カンボジア史研究の第一人者。モナシュ大学名誉教授。

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評価内訳

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紙の本

問、偽証、虐殺——前代未聞の悪徳の内幕を綿密にたどる

2003/01/27 16:47

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小林浩 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 現代カンボジア史の第一人者による代表作のひとつである。ポル・ポト政権における国民の大量虐殺施設の舞台となったプノンペン南部のツールスレンのS21監獄について、供述書(国内の裏切りを告発するための文書)や、奇跡的生存者と関係者(尋問係や看守などの多くの元監獄職員を含む)へのインタビューをもとに緻密に分析し、厳重に機密化されていたその恐るべき実態を明らかにしている。70年代後半のわずか約4年間の内に、収容された囚人の数は14,000人、そのうち生き残ったのは、たったの7人だった。ポル・ポト政権は、この短期間に実に国民の五分の一を殺戮したのだ。S21はその中心的な「機関」だった。人間性からかけ離れた、あまりの錯誤には、吐き気さえ覚える。収容された人々は、犯してもいない罪を苛酷な拷問によって強制的に「自白」させられ、その結果、無残に殺された。合法化され、制度化された猟奇殺人であると言って良い。アウシュヴィッツを筆頭とするナチスの絶滅収容所は狂気の場所であり、そこには異民族への偏執的差別があった。しかしここS21は、仲間どうしで際限なく殺しあうという、別種の狂気がある。「命令通りに殺さなければ、自分が殺される」という極限状態。地獄の底で人間は何でもできる冷酷さを手に入れた。拷問の具体的方法を記したくだりがあるが、それは転記困難ほど不吉な、肉体と精神の破壊である。なぜ、なぜ、なぜ。読み進めるごとに沈鬱な疑問符がまとわりつき、疲労する。

 著者は法哲学者ジュディス・シュクラーの次のような非常に印象的な言葉を引いている。「われわれは残虐性について、ああだこうだと核心に触れない議論ばかりしている。どう論じたらいいかわからないからだ。(……)われわれの歴史的経験の積み重ね全部をもってしても、犠牲者というものについてどう考えたらよいのか、わからない。何を言ってもほとんど不当で、利己的で、品位に欠け、偽りで、自己欺瞞で、矛盾する、危険なものなってしまうだろう。たぶん、知的な最善の回答は、ただ犠牲者と加害者の歴史をできるだけ誠実に書くことなのだろう」(『平凡な悪徳』1986年刊、未邦訳)。チャンドラーは、歴史家という存在のあり方の危うさを自覚しつつ、この言葉通りに誠実な記述者たらんと心がけたことを告白している。彼は言う、「歴史学者というものは、常に侵略者である」。「私は、S21への招かれざる訪問者」であり、出来事の残虐性を論じることは「危険な作業だった」と。歴史学者のもつアンビバレントな立場に苦しむ彼はさらに、S21のとてつもない残虐性を前にして、どのように表現すべきか、すっかり自信をなくしていた。できれば、この研究から遠ざかっていたかった。彼がそれでも本書を書いたのは、「悪行の根源を探すには、自分自身を見つめなければならない」と感じ、人間の過去と未来を考える上でのその重要すぎる意義を知っていたからだ。ポル・ポトという歪んだ共産主義者の暴走がもたらした、凄絶な「相互監視」主義は、けっして過去の遺物ではなく、なおさら他人事でもない。同著者の既訳書『ポル・ポト伝』(めこん刊、1994年)も併せて読みたい。

連載書評コラム「小林浩の人文レジ前」2003年1月28日分より。

(小林浩/人文書コーディネーター・「本」のメルマガ編集同人)

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2007/03/07 17:02

投稿元:ブクログ

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2022/04/22 22:27

投稿元:ブクログ

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