物理学と神 (集英社新書)
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- 税込価格:777円(22pt)
- 発行年月:2002.12
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ユーザーレビュー- 「物理学と神」
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2012/01/02 08:43
神がサイコロを振ろうと、静観するだけであろうと。
投稿者:銀の皿(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「想定外」の自然現象や科学技術の上に立つ危うさを感じた2011年。それは誰もが神をもう一度意識した年でもあったのではないだろうか。地球が太陽の周りを回っていることを否定する人はもういないかもしれないが、神は何かをしている、と考えたくなる人は少なくないだろう。科学の発展に伴い、神の姿はどのように変わってきたのか。年のはじめに科学と神を考えてみるのもよいと思う。
本書は宇宙や物質の本質を扱う物理学の変遷から「物理学者が神の名を使ってなにを表現しようとしてきたか。(あとがきより)」を考えていく。
物質論、宇宙理論は難しそうだが、著者流の説明はいつもながらわかりやすい。そしてその中に挟まれる著者の言葉には考えさせられる。
例えば4章での原子力について。「原子力の利用は、化学反応による1000度の技術で1000万度に相当する核反応を制御しようというもの」「地球における核エネルギーの利用は、悪魔の誘惑かもしれない」という著者の見解は明快である。
5章の、賭け事が成立する理由の説明もわかりやすい。確率では全体の状態は予測できても、個別の状態は予測不可能であり、そこに人間の心理が入り込んで賭け事が成立する。私は「全体は決定論であるが個々の事象は予測不可」であることに積年の疑問「全体での意味と個人での意味」の解答の一端を教えられた気がした。
神は宇宙の始まりでサイコロを振ったのか、今もふり続けているのか。
考えても考えても納得できる答えがない現象を理解するため、人間はずっと神という「形」を置いてきた。著者は「物理学者は神の領域を明かそうとしてきたが、まだ仏の手のひらをうろうろしている。(あとがきより)」と考えている。私なりには、科学の示す世界のあり方がどう変わろうと、神がどういう言葉で表現されようと、ラッセル流でいきたい。「神はいるかいないかわからない。でも、どうあっても正しいと思える生き方をしよう。神の前に立つことがあっても、恥じることのないように。」
神がサイコロを振ろうと、静観するだけであろうと、「賭け事」にしないでとどまれるのも人間である。
新しい年が、後悔のない一年になりますように。
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2003/05/24 11:22
わからない
投稿者:葛城リョウジ(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的に読みづらい文体で、内容もよく理解できなかった。様々な参考文献の一部分を、ただひたすら読まされているようで、読み進める気がおきなかった。刺激的でわかりやすい物理学入門と書いてあるが、私はそうは思わない。







