- 出版社:岩波書店
- サイズ:20cm/248p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-00-005949-1
ファインマン・プロセッサ 夢の量子コンピュータ
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- 税込価格:3,885円ポイント:37pt
- 発行年月:2003.1
- 発送可能日:7~21日
- 本
商品説明- 「ファインマン・プロセッサ 夢の量子コンピュータ」
ファインマンのアイデアから始まった量子コンピュータ。それはなぜ超高速の計算を可能とするのか?「量子もつれあい」をキーワードに、物理法則と計算の可能性が交錯するドリーム・マシンの世界に案内する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「ファインマン・プロセッサ 夢の量子コンピュータ」
G.ミルバーン
- 略歴
- 〈ミルバーン〉オーストラリア・クイーンズランド大学物理学教授。同大学量子コンピュータ研究センター副所長。近年は、メゾスコピック電子系における量子ノイズと測定の研究を精力的に行なう。
ユーザーレビュー- 「ファインマン・プロセッサ 夢の量子コンピュータ」
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2003/02/24 03:15
編集者コメント
投稿者:物理好き編集者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、未来型コンピュータとしていま世界中で精力的に研究されている量子コンピュータへのユニークでわかりやすい入門書です。原著者ジェラード・ミルバーンは、量子コンピュータの物理的実現をめざした光学的アプローチからの実験的研究において、現在、世界の第一線で活躍しています。
コンピュータは戦後爆発的な勢いで発展してきましたが、現在の半導体技術は10年後にその物理的限界に直面すると言われています。その限界を突破する切り札の一つとして近年とくに注目を集めているのが量子計算であり、この量子計算パラダイムに基づく量子コンピュータが実現されれば、現在のコンピュータを圧倒する高速コンピュータが得られると考えられています。もしそうなったら、現在インターネットなどで使われているRSA公開鍵暗号はことごとく破られてしまうかもしれません。
この量子コンピュータというアイディアは、あの有名な物理学者であるリチャード・ファインマン博士が提案しました。本書の書名が『ファインマン・プロセッサ』となっているのはそのためです。ファインマンのアイディアは人を驚かせましたが、本気でそれを受け止める人はほとんどいなかったと言われています。しかしその後、そのアイディアはオクスフォード大学の理論物理学者ドイッチュとAT&Tのショアによって発展させられ、量子コンピュータはにわかに現実味を帯びるものになってきました。
量子コンピュータは物理学とコンピュータ科学の境界領域にあるテーマです。とくに重要なキーワードは「量子的もつれあい」です。これは量子力学の基礎的概念で、これまで世界中で大論争になってきた「量子力学の観測問題」とも密接に結びついています。したがって、この本は普通の常識に反する不思議な量子力学の話とコンピュータ科学の最先端が結びついて語られるので、じつに深いおもしろさを満喫できます。
量子力学やコンピュータ科学の未来に関心のある人にはぜひお勧めしたい一冊です。







