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おとうさんがいっぱい

  • 出版社:理論社
  • サイズ:22cm/206p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-652-00514-8

おとうさんがいっぱい (新・名作の愛蔵版)

三田村 信行 (作), 佐々木 マキ (絵)

  • 全体の評価 4.52件のユーザーレビュー
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  • 税込価格:1,57545pt
  • 発行年月:2003.2
  • 発送可能日:7~21日

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商品説明- 「おとうさんがいっぱい」

ある時突然、全国的にどのうちでもお父さんが5〜6人にふえた。それぞれ自分が本物だというので、こまった政府は…。表題作を含めた5話の不思議で恐い物語。日本児童文学のロングセラーをリニューアルするシリーズ。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧- 「おとうさんがいっぱい」

ゆめであいましょう 7-24
どこへもゆけない道 25-46
ぼくは五階で 47-86

著者紹介- 「おとうさんがいっぱい」

三田村 信行

略歴
〈三田村〉1939年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。作品に「ねこのネコカブリ小学校」シリーズ、「ぼくが恐竜だったころ」など。

ユーザーレビュー- 「おとうさんがいっぱい」

全体の評価
4.5
評価内訳 全て(2件)
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2004/12/07 21:06

「ホラー」の原点なり

投稿者:うさしー(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本には五つのお話が入っています。
毎日夢の中で同じ人に出会う「ゆめであいましょう」
がんばっても家にたどり着けない「どこへもゆけない道」
家から外に出られなくなってしまった「ぼくは五階で」
お父さんが増殖してしまった「おとうさんがいっぱい」
壁の中にお父さんが入ってしまう「かべは知っていた」

小学校中学年・高学年向きとありますが、想像してみてください、どれも怖いですよ。
ありえないだけに余計怖いです。
思い出してみると子供の頃って、結構怖い事を考えたりしていたんですよね。
学校に行ったら自分以外が猛獣になっていて食べられちゃう夢をみたり、
夢の中の自分が本当で、ここにいる自分は誰かの夢の中の人なんじゃないかと真剣に考えたり…って、私だけですか?
確かにスプラッタ的なものって怖いけれど、頭の中で想像しちゃうものの方がずっと怖いんじゃないかな。
ちょっと変わったホラー物が読みたい方、大人の人にも十分通用する一冊ですので、想像力たくましくして読んでみてはいかがでしょう?

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2004/11/15 03:59

平凡な日常に飽きている人へ。読後は平凡な日常が恋しく感じるかも。

投稿者:あう(女性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 とびっきり怖い本が読みたくてインターネットで探している時に出会った本です。多くの人が怖い本として推挙していたので手に取ってみました。

 ある日突然、父親が増えるという現象が全国で起きた。トシオの家でもおとうさんが三人に増殖したが、三人のおとうさんはそっくりで見分けがつかないうえに皆自分が本物だと主張する。政府により事態の解決策案が発表され、トシオは判定者として三人の中からおとうさんを選ぶことになるが……。他に、「ゆめであいましょう」、「どこへもゆけない道」、「ぼくは五階で」、「かべは知っていた」 の全5作品収録。

 ある日おとうさんが増えたり、自分の家だけが消えたり、外に出ようとドアをいくら開けても元の部屋へ戻ってしまったりと、そんな馬鹿なと苦笑いしそうになるお話ばかりですが、本当にこんな不可思議なことが起こらないと断言できないし、証明もできません。確かだと思っている日常に疑問を持たずにはいられなくなるような本です。

 子供向けに書かれてあるけれど大人が読んでも怖くそして楽しめます。子供時代に読んでいたなら、間違いなく忘れられない一冊になっていただろうと思います。眠れなくなるほど怖くはないけれど、不思議なお話ばかりで、もしも自分の身に起きたらと思うだけで背筋がぞくぞくします。佐々木マキ氏の絵がまたいい具合にお話の怖さを引き立たせています。ロングセラーな人気の高さがよく分かりました。

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