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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2003.4
- 出版社: 中経出版
- サイズ:21cm/303p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8061-1794-3
紙の本
社長の疑問に答える会計の本 なるほど、そうだったのか! 絶対にあきらめない!あなたの疑問を解決する!
利益が出ているのにお金がない。それなのに会計の世界では「儲かっている」という。どうして、会計ってのはこんなに現実と違うんだ? この素朴な疑問に答えます。社長と経理担当者の...
社長の疑問に答える会計の本 なるほど、そうだったのか! 絶対にあきらめない!あなたの疑問を解決する!
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商品説明
利益が出ているのにお金がない。それなのに会計の世界では「儲かっている」という。どうして、会計ってのはこんなに現実と違うんだ? この素朴な疑問に答えます。社長と経理担当者の、会計に対するギャップを埋める一冊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
田村 繁和
- 略歴
- 〈田村〉経営ステーション京都代表取締役。公認会計士・税理士。小長谷との共著に「京セラに学ぶ新・会計経営のすべて」等がある。
〈小長谷〉経営ステーション京都公認会計士・税理士。
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紙の本
日本の社長といえば
2003/04/20 19:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうも私に偏見があるのか、日本の社長というと、映画「男はつらいよ」に登場するタコ社長のイメージから抜けきれない。俳優太宰久雄さんのとぼけた演技が印象深かったせいでもあるが、「忙しい、忙しい」と額の汗を拭きながら金策に駈けずり回る姿は、日本の社長の典型ではないだろうか。やはりビル・ゲイツとは違う。
タコ社長は団子屋「とらや」の裏で「朝日印刷所」を経営する、れっきとした社長である。渥美清さん演じる車寅次郎が旅の恋路に疲れて「とらや」に戻って来るたびに、フーテン暮らしの寅さんに「ヨッ、タコ社長。中小企業の経営は大変だね。早く閉めちゃえ」と皮肉を言われては地団太を踏んでいる。タコ社長曰く「寅みたいなやつに、俺の苦しみが分かってたまるか」となるのだが、見ているこちら側もつい同情してしまう。寅さんの人気を支えた重要な役どころだったように思う。
もしこの「社長の疑問に答える会計の本」をタコ社長が書店で見つけたとしたら、まっさきに手にしたかもしれない。何しろ表紙に書かれている惹句<儲かっているのに お金がないのはナゼだ!>は、タコ社長の日頃の疑問そのものだ。しかし、いつも手形の期限切れを前にしてスクーターを走らせているタコ社長にキャッシュフロー経営がわかるのだろうか。もちろん、この本はそんなタコ社長でもわかるように、やさしく書かれているから大丈夫。講義形式の登場人物たちも、タコ社長と同じ中小企業の、どちらかというと経理が苦手な社長で、気後れすることもない。
でも、くれぐれも寅さんには気をつけないと。こんな難しい(?)本を読んでいるところでも見られたら、ヘンとそっぽむかれるのがおちだろう。そして、こんなセリフのひとつでも言うかもしれない。「おお、労働者諸君! 今日も、一日ご苦労様でした! 明日はきっと、カラッと晴れた日曜日だぞぉ!」