- 出版社:光文社
- サイズ:19cm/231p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-334-93328-9
負け組スパイラルの研究 日本は、本当は2000兆円の大借金国家 (Kobunsha paperbacks)
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- 税込価格:1,000円(28pt)
- 発行年月:2004.1
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- 本
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商品説明- 「負け組スパイラルの研究 日本は、本当は2000兆円の大借金国家」
日本は、本当は2000兆円の大借金国家。崩壊寸前の日本経済の中で、勝ち組として生き残れるのは1000人に1人しかない! 日本経済の崩壊の現実と、そこから生き残るための最終手段を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介- 「負け組スパイラルの研究 日本は、本当は2000兆円の大借金国家」
立木 信
- 略歴
- 〈立木信〉1959年東京生まれ。経済アナリストとして、内外の経済誌、専門紙などで金融、年金問題を精力的に扱う。著書に「ハイパーインフレ サバイバル読本」などがある。
関連キーワード- 「負け組スパイラルの研究 日本は、本当は2000兆円の大借金国家」
ユーザーレビュー- 「負け組スパイラルの研究 日本は、本当は2000兆円の大借金国家」
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2005/06/28 03:12
言いたい事は明白だが・・・
投稿者:関東蒲公英(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の最も訴えたい事を要約すると1行で済んでしまう。
『国際や年金、不良債権といった借金でやがて日本は破綻する。』
これが著者の言い分であり、巻頭から巻末まで徹頭徹尾述べられている内容である。
後は、この主張を如何に解説し、理論づけるかという事になるが、どうも高い評価の付けられた内容ではない。
政・官・財と一部の反社会的集団が国民を騙して巨大な借金を背負わせていると作者は解く。が、兎にも角にも例え話に話が弾み、我が国の政治を国民を、時には「ドラえもん」に、時にはベストセラーである「馬鹿の壁」に、時には地球村の○○だのにと例えた挙げ句、やれ「酷債」だの「酷妻(働かない妻は不良債権らしい)」だのとオヤジギャグもビックリな用語が際限なく飛び出す。
アルプスの少女ハイジが出てきたかと思えば、ヒトラーが出てきたり、ゴリラが出てきたり、はたまた日本経済をバイアグラとピストン運動に例えてみたりと何ともまあ甚だ忙しい。
仮に例え話が突飛でも、その解決法や今後の視点に鋭い切り口の指摘があるのなら、小汚い例え話は著者の口の悪い愛嬌程度に済ませ、評価の対象とはしない所だが、結局最後まで読んでみた所で、今後我が国が向かうべき指針やその手がかりとなるような物を得る事は出来なかった。
「銀行への預金は馬鹿げている。」などと言われても、銀行預金をしなくなる人間が居るとは思えないし、そんな理屈は空虚なきれい事でしかない。「地方の道路を造るべきじゃない」と悪辣な例え話に花を咲かせるだけでは、残念ながらこの書から得るべき物は少ない。
過疎地の問題や、地方の仕組みについて少々面白い話もしていたので最低の評価を付ける事は避けたが、タイトルの割には得るべき物が少なかった事は評者として書いておかねばならないだろう。
どうも光文社のこのシリーズにおける、日本経済をテーマとした作品群は、先述の「1行」に要約される主張の繰り返しが多い。様々な著者が様々な角度でその「1行」を論じてくれるのでバラエティーに富んでるとも言えなくはないが些かワンパターンが過ぎる気もする。
『日本がアルゼンチンタンゴを踊る日』、『ヤクザリセッション』など、同様のテーマで同様の事を論じた同シリーズが沢山あるので、そちらを参考にしてみても良いだろう。
著者の問題意識と問題定義を評して星を一つ多めにしておこうと思う。次作があれば、諸問題の解決策や独自の未来像等、不安を煽るだけでない「前向きな著作」に期待したい。以上が本書の感想である。購入の参考になれば幸いです。







