リフレと金融政策

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投稿者：撫子の丘　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

日銀のバランスシート上の問題と国債の政策転換。
日本・アメリカともにいつかはインフレ率はオーバーシュートするんじゃないの。不安です。

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投稿者：日本経済新聞社　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

著名な金融学者にして、いまやグリーンスパンを凌ぐ注目を市場関係者から集めるFRB理事バーナンキ。その金融政策論から、米国の景況分析、日本の長期停滞脱出の政策提言を、講演と詳細な解説で明らかにする。

■著者紹介
ベン・バーナンキ（Ben S. Bernanke）
1953年生まれ。1975年ハーバード大学経済学部を最優等で卒業。1979年マサチューセッツ工科大学にてPh.D.（経済学）を取得。1985年よりプリンストン大学経済学部教授。同学部長、フィラデルフィア、ボストン、ニューヨークの各連邦準備銀行の客員研究員などを経て、2002年連邦準備理事会（FRB）理事に就任（任期は2018年1月まで）。

＜訳者＞
高橋 洋一（たかはし・よういち）
財務省財務総合政策研究所研究員及び経済産業研究所フェロー。1998年より2001年までプリンストン大学客員研究員。

■目次
1 デフレ——アメリカで「これ」が起きないようにするためには
デフレ——その原因と影響
デフレの予防
デフレの治療
財政政策
日本
結論

2 インフレ目標の展望
インフレ目標のベスト・プラクティス——1つの見方
インフレ目標の政策枠組み
インフレ目標のコミュニケーション戦略
インフレ目標についての誤解
インフレ目標とFRB
結論

3 インフレの好ましくない下落？
インフレの下落はなぜ好ましくないものなのか
インフレのさらなる下落——その可能性？
金融政策にとって意味するところ

4 ミルトン・フリードマンの90歳の誕生日を祝して
金融政策についての4つのエピソード
金本位制と国際恐慌
銀行破綻の役割
ベンジャミン・ストロングとリーダーシップの空白
結論

5 日本の金融政策に関するいくつかの論考
日本の金融政策は何を目的とすべきか？
より積極的な政策に対する障害——日銀のバランスシート
金融と財政の協力
結論

解説1 バーナンキ理事入り後のFRB
日本経済新聞社・米州総局ワシントン支局 吉次弘志

◆インタビュー バーナンキFRB理事に聞く
解説2 バーナンキの業績と各章の解説
財務省財務総合政策研究所研究員 高橋洋一