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紙の本
今夜はパラシュート博物館へ (講談社文庫)
著者 森 博嗣 (著)
犀川、練無も集う 煌めきの傑作短編集!N大学医学部に在籍する小鳥遊練無(たかなしねりな)は、構内で出会った風変わりなお嬢様に誘われて「ぶるぶる人形を追跡する会」に参加した...
今夜はパラシュート博物館へ (講談社文庫)
今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM
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商品説明
犀川、練無も集う 煌めきの傑作短編集!
N大学医学部に在籍する小鳥遊練無(たかなしねりな)は、構内で出会った風変わりなお嬢様に誘われて「ぶるぶる人形を追跡する会」に参加した。大学に出没する踊る紙人形を観察し、謎を解こうというのだが……。不可思議な謎と魅力的な謎解きに満ちた「ぶるぶる人形にうってつけの夜」ほか、魅惑の7編を収録した珠玉の第3短編集。【商品解説】
目次
- どちらかが魔女
- Which is the Witch?
- 双頭の鷲の旗の下に
- Unter dem Doppeladler
- ぶるぶる人形にうってつけの夜
- The Perfect Night for Shaking Doll
- ゲームの国
- The Country of Game
- 私の崖はこの夏のアウトライン
- My Cliff is the Outline against this Summer
収録作品一覧
どちらかが魔女 | 7-72 | |
---|---|---|
双頭の鷲の旗の下に | 73-128 | |
ぶるぶる人形にうってつけの夜 | 129-196 |
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“その後”のお楽しみに惹かれないわけがない。
2004/05/24 14:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る
森博嗣の短編集は、ちょっと苦手だったはずなんですが。そのことをすっかり忘れていて(笑)、とても楽しめました。やっぱりおなじみのシリーズだからでしょうね。
「どちらかが魔女」「双頭の鷲の旗の下に」、この2作がS&Mシリーズ。「ぶるぶる人形にうってつけの夜」がVシリーズ。
S&Mシリーズはすでに完結していて、その後のストーリー、という感じだったのですが、これがもう、笑える。お腹かかえて笑いました。会話がね、面白い。萌絵なのに(笑)。
初っぱな、萌絵と睦子のかけあい(?)があるのですが、その言葉のやりとりを含む描写が秀逸。両シリーズとも、会話だけを抜粋してシャッフルしていろいろつなげてみると、すごく面白いストーリーができ上がるんじゃないかと思います。
残り5作はノンシリーズ。その、ノンシリーズってのがクセモノで、それに同調できないことが多い。けれど今回はそれほどでもなかったです。
ちょっと大人になったかな<私(笑)。
中でも心に残ったのは「卒業文集」。
小学6年生が拙い言葉で綴った文集そのままですが、最後まで読むと、また読み返したくなる作品です。私もこんな先生みたいな人になれればいいな、と。
とっても森博嗣らしいのが「素敵な模型屋さん」。
申し訳ないのですが、私は軽く読む程度で、すっとばしました。ちょっと情熱が足りなかったのね(笑)。まあでも、ちょっとくらい情熱が足りなくったって、充分楽しめるんです。
で。やっぱり私、小鳥遊練無が一番好きだなぁ、と。
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